静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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それ何てカオスですか?

 おいらの中学・高校の頃の同級生が「武満徹作曲賞」と言うその世界ではかーなーり権威のある(国内では3本の指に入ると言うらしい)作曲賞で1位になったらしい。まぁ、今日の静岡新聞夕刊の文化面に出ていたんですけどね。で、ちょいと気になってBlog界隈を探ってみると、聞きに行った人の感想が出ているんで引用してみる。


植田彰(日本): ネバー・スタンド・ビハンド・ミー ←1位
Sho Ueda(Japan): Never Stand Behind Me
(中略)
1位に選ばれた植田彰の曲は本人も語っていた通り「にぎやかし」風の曲。ゴルゴ13をイメージしているらしいが、直接的な描写をしている訳ではない(いや、僕が気づかないだけかも)。特殊奏法、足踏み、声、エフェクト類を多用。僕に言わせれば、「こういう音楽を作るのなら、わざわざオーケストラでやる必要ないのに」ということになるが、審査員の西村朗からは「オーケストラのパレットの拡大」と好評価。
2007年度武満徹作曲賞本選演奏会 @東京オペラシティ コンサートホール - Bweebida Bobbida さん
 ゴルゴ13のイメージって一体何なんだよ!!!とか色々と正直気になる部分はあるのですが、同級生とかそう言う事を抜きにして聴いてみたいものは確かにあります。どうも「現代音楽」って言うと非常に難解で聴く人を選びそうな雰囲気があるような気がしないのではないですが、タイトルからしてネタ(って言い切っていいのかどうかよく分かりませんがw)に走っている(ほら、邦訳してみ。「俺の前に立つな」って、いかにもゴルゴ13的世界だしw)ような気がしないではないですが、いかにも彼らしいなぁ、なんて思ってみたり。
 でも、マジでお目出度い話です。ええ。