静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

東京駅2110-新清水2343 7813便 しみずライナー11号


車両 :H658-05404号車(JRバス関東 東京支店)
乗務員:JRバス関東 東京支店
 本番のステージを終え、東京駅発最終の清水行で帰宅の途につく。
 スタッフをお願いしていた知人と夕食を食べながら軽く飲んでいたと言う事や、やはり本番後の疲れと言う事もあって、車内に乗り込むと睡魔が襲ってきた・・・と言う事に今回もならなかった。終わったと言う気分の高揚、本番の中で感じた自分の至らなかった色んな点、そして、明日からの仕事の事がゴチャゴチャと浮かんできては消えていくと言う精神状況だったのかもしれない。
 だけど、本当に感じたのは「これで清水に帰れるんだ」って言う事だろうか。明日からまた仕事。だけど、取りあえずは片づけなくてはならない仕事が一つ終わった、と言う所なのかもしれない。そう思うと睡魔が襲ってきて、江田を出てから足柄まで一時の睡眠。
***
 足柄で一旦車外に出て、軽く伸びをしてから一服。

 ナトリウム灯の明かりの下で佇むしみずライナー11号。
 このオケに入ってから運行を開始したこの路線。今でこそ駿府ライナーも走り始めて乗る機会は少し減ったものの、やっぱり色んな想いを乗せて一緒に走ってきたと思う。それはあくまでも一方的な「想い」なのかもしれない。だけど、この便があったからこそ今まで色々と活動をする事が出来た自分が居るのは確実な訳で。そう、緑色のツバメマークの中の人や、オレンジ色のツバメマークの中の人、そして、地元の新しく走り始めた路線の中の人にも「ありがとう」と言う想いを伝えたい。
***
 清水駅には定刻着。そして、新清水。
 今回の「ありふれたような旅路」は、「ありふれない想い」の中に幕を閉じた。