静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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着々と進んでおります。


 ことし11月1日の合併を目指す静岡市の小嶋善吉市長と由比町の望月俊明町長が9日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、由比町静岡市に編入する合併(廃置分合)申請書を提出した。
 小嶋市長は「由比の方々の不安が早く解消されるよう努力するとともに、地域の伝統文化を大切にしていく」と述べ、望月町長も「町民参加のNPOなどを立ち上げ、由比らしさを残していきたい」と強調した。石川知事は「(飛び地の)不規則な状態が解消される。いい結果になって良かった。由比の特産やイベントを、合併で大きくなる情報発信力で全国に売り込んでほしい」と期待感を示した。
 合併後の静岡市の人口は72万3323人(平成17年国勢調査ベース)。合併後、由比地区には当分の間、支所的機能を残す。申請を受けた県は、県議会2月定例会に廃置分合議案を提出する。県議会の議決を経て知事が決定処分を行い、本年度内に総務相に申請する予定。
静岡市・由比町、合併を知事に申請 ■1/10 静岡新聞
 着々と進んでいるようですね<由比町静岡市の合併。
 本文中にもありますが。由比町清水区と旧蒲原町清水区なんですよね、蒲原って)の間に挟まれている所。東名高速の中で最も海岸線に近いところがあるのですが、ってすぐ海って言う区間があるのですが、そこらへんが由比町です。皆さんご存じとは思いますが。
 色々とあって「合併はしない」って言う方針が変わって、結果的に今年11月に静岡市に編入される事になっている訳で。正直、今でも自分の住んでいる清水区を「清水市」って言ってしまいそうになる部分がある現況で、蒲原だって「蒲原町」ってつい言ってしまうんですよね。由比も「静岡市」って言うのは・・・やっぱり違和感あるなぁ。
 確かに財政的に厳しいって言うのは分かるんです。特に由比町なんかは東海道線沿いの市町村の中で唯一「過疎地域」に指定されている行政区域(だと思った)ので、どうしても合併に動かないとならないって言う方向はあったりします。ですが、個人的に気になるのは「市としての一体感」って言う事を考えると一体どうなるのかな?って言う部分なんですよね。それこそ地域協議会みたいのを立ち上げて、その中で可能な事を解決していくって言うのが最良の方向だとは思っているのですが、浜松市の場合を見ると「無駄無駄無駄無駄(ry」と言われてしまっている部分もあったりとか。まぁ、浜松市はスズ(検閲削除)、それでも「地域の存在価値」って言うものを今後も持ち続けるためには「地域の事を地域の中で解決できるシステム」ってもんが必要になってくるんじゃね?とは思う所なんですよね。そんな中で由比町「町民参加のNPOなどを立ち上げ、由比らしさを残していきたい」と言うのは気になるところで。確か地域協議会的な役割を持たせるって言うような話もあったと思うんですが。
 今後、どんな感じで進んでいくのか結構気になる部分ですね。

由比町は、江戸と京を結ぶ東海道の宿場として発展してきた。明治22年1宿10ヵ村(1,046戸 6,250人)により町政を施行し、平成元年には町制施行100周年を迎えた。これだけの歴史をもつ町は数少なく、歴史が貴重な財産である。また、現在では町内に11の自治会が組織されている。
由比町 町政情報
 町制施行から100年経っているのか。そりゃすげぇ。