静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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沿岸バス(北海道)の取り組み


【羽幌】沿岸バス(留萌管内羽幌町)は二十二日から二泊三日の日程で、地元住民が生活の足として利用している路線バスで冬の道北を巡るバスツアーを初めて企画した。日本バス協会(東京)は「生活路線でのツアーは全国初だろう」としており、同社は「地域密着の旅を楽しみ、赤字に悩む地方バスの実態も理解ほしい」と、参加者を募集している。
 宗谷管内豊富町留萌市を結ぶバス路線「豊富留萌線」を中心に、札幌−留萌間の都市間バス、豊富町内を走るサロベツ線など、行程の大半を同社の路線バスで移動。豊富町の豊富温泉で二泊する。
 バス営業所や車庫、豊富町牛乳公社工場の見学のほか、サロベツ原野を散策し、厳寒の道北を体験する。集団離農で駅前から民家が消えた雄信内(おのっぷない)駅(留萌管内幌延町)、映画「南極物語」のロケ地となった抜海(ばっかい)駅(稚内市)、アザラシがいる抜海港などにも立ち寄る。
 沿岸バスは「路線バスは通学や通院など住民の貴重な足。ツアーには社員が同行し、観光だけでなく、沿線の交通事情も分かりやすくガイドしたい」と話す。日本バス協会も「地域特性を生かしたバスの活性化策として、全国に広まる可能性もある」と成果に期待している。

 代金は札幌発着が税込み三万四千円、留萌発着は三万円。詳しくは同社のホームページhttp://www.engan-bus.co.jp/か、営業部( 電)0164・62・1550へ。
道北2泊3日路線バスの旅 沿岸バス企画 乗り継いで名所巡り(02/05 13:37)□2/5北海道新聞

 今回は泣く泣く参加を諦めたツアーなんですが。つか、真冬の道北は一度行ってみたいと思っているところ。とまぁ、ここまでだったら北海道紀行のタグになってしまうんですが、今回はもう一歩掘り下げて。
 と言うわけで続き。
 まず地方にとって大事なのは「知って貰うこと」になるのでは、と思うのです。旅行には色んな目的がありますが(今年の九州奇行のようにアレゲな目的もありますがw)、そんな中で「これは行ってみたい」とか「興味があるな」って言うものをどうやって作るのかな、って言う所なんですよね。色んな部分で「行ってみたい」とか「体験してみたい」って言う事のきっかけ、としての「バスツアー」って言うのは大いにありだと思いますし、そんな中で今回の「生活路線を使って」と言う形は面白い取り組みなんじゃないでしょうか。
 自分も昔、バスツアーの添乗員をしていた事があるのですが、そんな中でツアーの最後に必ずこんな挨拶をしていました。「バスツアーと言うのはデパートの食品フロアみたいなもんです。その場所場所の『おいしい所』をつまみ食いして回っただけなんです。もし、このツアーで『ここは良かった』とか『もう一度出かけてみたい』と思ったら、是非お出かけ下さい。その時には少し大変かもしれませんが、地元のバスに乗って、地元のものを食べて、その場所の空気を是非味わってください」と。そう言う意味では、このツアーも「知って貰う事」のスタートになると思いますし、それこそ地元の方々にも「こんなツアーがあるんだよ」って言う事を知って貰うって言うのは必要になるんじゃないのかな、と思います。そんな中で、沿岸バスの中の人のこのプランには旅行好きな自分としては「すげー」と思う所がありますし、一応は地方行政の末端で下請をやっている人間としては「この機会を逃さずにどうすんのよ?」って言うようにアピールしたい所なんですよね。もし、これが世界遺産とかそのほか色んな有名な地域リソースを持っている所であれば「それほど気にする必要はない」のかもしれませんが、特にこの道北東沿岸の地域だと、正直言ってあんまりそんな動きがないように感じるんですわ、遠距離にいる人間にしてみれば。ただ、行政だとねぇ・・・、それぞれの連携がなかなか取りにくいって言うのがある訳で。そこをどうやって乗り越えるのか、って言うのが気になる所。
 そんな連携の弱さを地場のバス会社がコアになって克服すると言うのは非常に興味のあるところです。
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 ここまで書いているので、「募集旅行」的なもんに関してもう少し書いてみたり。
 確かにこれからもいわゆる「バスツアー」と言うものの需要は減らないと思いますが、価格競争になって来ているのは確かな部分ですよね。お土産物屋さんに立ち寄ってK/Bを貰ってツアーの収益を確保するって言うのがあったりする訳なんですが、まぁ、これは一般的な部分では正直仕方ない部分かと思います。ですが、「その内容の専門性を高める」と言う事で「こんな高い値段なのに、何でこんなに集まるの?」って言う例が結構自分の身近に転がっていました。

(島原鉄道)南線3月末廃止まであと僅か!島鉄キハ2003で惜別の旅
帰りは真っ赤なJR九州バスでそのまま新宿駅・東京駅へ!

出発日 平成20年3月7日(金)〜9日(日) 車中2泊3日【催行確定】
出発地 羽田空港第一
旅行代金 68,000円(大人・小児共) ※食事代は含みません

【リバイバル】国鉄バス 波佐見線&JR九州バス【嬉野支店】
鉄道・バスファンSpecial10

まぁ、私が時々参加しているツアーなんですが(笑)。正直、今回はスケジュールが流石に合わなくてこちらも参加できないんですけどねw。
と言う贔屓を別にしても、車中2泊3日と言う強行日程、かつ、値段が68,000円と言う下手をしたら「海外旅行行けるよ」と言う値段でありながらもすでに催行決定が出ており、かつ、2号車が出るまで後14人と言う状況になっています。確かに島原鉄道の廃止区間と言う鉄道ファン向けの企画ではあるものの、「その値段の価値」を見いだした人には安いと言うものなのかもしれません。
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 沿岸バスのツアー、そして、JRバス関東のツアーに言える事の共通点は何なのか?と言う事を考えると、やはり第一に思いつくのは「お客さんの事をよく分かっている」と言う事です。個人的にはこの企画を立てたお二人の座談会なんて言うものを見てみたい所なんですが、おそらく「ツアーのお客さん」と言う観点ではなく、「個々のお客さん」と言う視点で見ているのでは、って言う所なんですよね。
 あと、もう一つ挙げる事が可能だとすれば「掘り出し方が上手い」って言う所です。沿岸バスさんの方は「地元に埋もれているものを、外部の視点で発掘し、提供する」と言う部分。JRバス関東さんの方は(紹介したツアー以外も含めて)「過去に走っていた国鉄バスの路線」と言うものを発掘し、それを提供すると言う点なのではないかと思います。そう言う部分では、ざらっと見ただけでは「方向性が違う」と思われるものの、実はその大きさとしては「両社とも同じなのでは?」と思うんですよね。
 今でこそ旅行屋さんからは足を完全に洗ってますが、「地域振興」という観点から見ると結構気になる部分はありますよね・・・。