静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

4月1日も終わったので。

 と言う訳で、4月1日恒例のウソ情報を書いてみました。
 とまぁ、今回は去年のような「どう考えてもウソだろ?」と言うものではなく、真面目なものを幾つか実は散りばめていた事に気づかれたでしょうか?実際、静岡空港が開港するのは確かな話ですし、そこにJLとNH、鈴与航空が路線を乗り入れると言うのは実際の話ですし、羽田空港や成田空港、関西空港への便は(関空はあるかもしれないですが)ほぼ考えられない、と言うのは確かな話です。
 と言う訳でいくつかネタバレをしてみたいと思います。


この計画が凄いのは、羽田空港/成田空港/静岡空港とも航空会社のチェックインカウンターでチェックインをし、セキュリティゲートを通ってからバスに「搭乗」すると言う事。到着も同様で、羽田空港/成田空港/静岡空港のターミナル内制限区域に乗り入れをしてしまうと言う所です。
 流石にこれは無いだろJK。静岡空港にいくら無料駐車場が出来るって言っても流石にそれは許さないと思いますし、空港会社もそんな事は認めないと思う所だったり。とは言え、以前は(今はどうか分かりませんが)JLのAXESS端末で成田エクスプレスの乗車券(厳密に言えば乗車券・特急券の引換券だったかな?)が発券できた事がありました。ただし、JR東日本エリア内のエージェントだけでしたが。
 今の静岡市内発着のJR系高速バス路線は「高速バスネット」に基本的に座席が収容されており(一部はマルス収容もある)、旅行会社での発券が基本的に出来ない状況にあります。それこそ、羽田空港や成田空港へ向かう路線が出来た際には、JLやNHのCRSでも一部在庫を持っていてもいいのかな?と思う所はあるんですよね。仮に旅行会社で航空券を発券する時なんかでも、一緒に羽田/成田へのアクセスの切符を確保できるって言う事はお客さんにとってもメリットがある話ですし、エージェント側でも「そのバスの切符はお客様の方でご予約お願いできますか?」と言う事を言わなくても済むんじゃね?って思う所もあったり。そんな形で「お客さんをどうやって取り込んで行くのか?」って言う事や、「乗り換えなし」で行けるって言う事をPRする一つの方向性でもあるのかな?と思う所で。

・ダイヤの設定
 これは10分で考えましたw。無理あり過ぎwwwww。
 真面目に考えれば羽田/成田行に関しては夜行便にせざるを得ないのでは?と思う所で。しずてつの中部国際空港行きを時々見かける事があるのですが、昼間の便に関してはお客さんはそんなに乗ってない。だけど、清水発初便や空港発最終便はお客さんが結構乗っている訳で。昼間に関しては新幹線に圧倒的な勢いで負ける訳ですから、やっぱりここは鉄道じゃ勝負の出来ない夜間時間帯を狙ってお客さんを集めるって言う方向になるのかな?と思います。それこそマジでやるんだったらば・・・

便名 静岡 羽田 成田
成田2便 1200 ---- 1700
羽田2便 1600 1900 ----
成田4便 2300 0500 0700
便名 成田 羽田 静岡
成田1便 1000 1200 1500
羽田1便 ---- 2300 0200
成田3便 2300 ---- 0600

 こんな感じになるんじゃないでしょうかね。経由は清水IC→清水駅前→国道1号線→静岡駅前→新静岡って言う具合になるのかと。まぁ、成田空港の国際線出発時間/到着時間の検討も必要でしょうが。


車両は酉日本しRバスとしRバス敢闘が運行している「プレミアムドリーム号」に新型車両を導入する事によって余剰になった車両を用いる訳(ry
 つか、ねーよwwwっww
 冗談抜きの話、ふそうから「ハイウェイライナー」と言うDD車が出てくると言う話もあるのですが、普通で考えればしずてつが導入している38人乗り車(要するに現在の高速線車両)がトランク収容スペースが大きいので、それでもいいとは思うのですが、個人的には

 こんな感じの車両、要するに1階はヘッドクリアランスを低くして荷物置き場としてしまい、実際の客席は2階に置くと言う台湾で見かけた感じの車両にしてしまうって言うのも一つの方向性かもしれません。確かにDD車はお客さんを詰め込む(失礼!)には最適なのですが、荷物スペースが小さいと言う問題もありますからねぇ。

いかにしてお客さんを集めるかが問題になってくる訳で、一部便に関しては東京からの東名ハイウェイバスや新宿からの駿府ライナーや渋谷・新宿ライナー静岡号を静岡空港まで延長運行する方針であるという事が漏れ伝わって来ています。そういう面では、静岡空港は「高速バスターミナル」になると言う事になるようで。
 この部分に関しては、九州電波通さんの所でこんな風に突っ込まれていました。

…一番最後のくだりを読んで「別にそれって普通にありそうじゃない」と思ってしまいました。
 とりあえず期間限定の表紙絵は光速で保管した訳なんですが(ここらへんダメ人間)、下敷きとしては福岡空港経由の高速バスの多さ、って言うものを考えていました。まぁ、福岡空港都心部へのアクセスの良さは異常なので、富士山静岡空港と比較する訳には行かないのが実際の所。とは言え、ある程度静岡県内や近隣県(山梨や愛知、神奈川の静岡県隣接地区)からのお客さんを集める方法の一つとして、現行の東名高速線の静岡駅止の便を静岡空港まで延長運転すると言うのはありなのかな、と思う所で。
 実際には、やっぱりしずてつや遠鉄、富士急や東海バスがリムジンバスを走らせるとは思うのですけど。

今後の静岡空港へのアクセスがどんな感じ整備されるのか、今年度はこちらも生暖かく見守って行きたい所です。
 これはウソでも何でも無く、真面目に追いかけたい所だったりする訳で。
 てな感じで、今回は敢えて消さずに残しておきたく思いますので、興味のある方は↓をご覧ください。

■[雑件]富土山静岡空港
 さて、今日から新年度と言う事で。いよいよ今年度末の3月には富土山静岡空港が開港しますが、それにともなって静岡県内のバス会社も色々と対策を立てているようです。色々と噂になっている事を自分なりに分析してみたので、興味のある方は見て頂ければ幸いかと思います。

■1 「成田ドリーム静岡号」運行?
 まず、この静岡空港には現時点では全日空日本航空、そして地元物流企業である鈴与がリージョナル航空として乗り入れする事を既に表明しておりますが、いずれも「航空機の特性を生かした路線展開」をするとの事です。まぁ、交通機関の特性上、収益路線である羽田線や国際線乗り継ぎの成田線には航空機での参入は出来ないのですが、これをどうやら克服する方法を見つけたとの事です。
 複数の静岡県内/静岡県外のバス会社の中の人からの情報ですと「高速バスに航空機の便名を付ける」と言う話になる模様です。ああ、それって昔ルフトハンザ航空がドイツ国内で「ルフトハンザエクスプレス」って言うのを走らせていたんじゃね?と言う事を思い出されるかと思うのですが、それを高速バスでやってしまおうとの事です。
 ただし、この計画が凄いのは、羽田空港/成田空港/静岡空港とも航空会社のチェックインカウンターでチェックインをし、セキュリティゲートを通ってからバスに「搭乗」すると言う事。到着も同様で、羽田空港/成田空港/静岡空港のターミナル内制限区域に乗り入れをしてしまうと言う所です。当然チェックイン前にはバゲージを預け入れる事も可能ですし、成田空港から国際線乗り換えの場合はスルーチェックインをしてしまうと言う事で。
 この路線を航空界会社から受託するのはしRバス敢闘としづてつ。話ではしR倒壊バスも参入すると言う事でしたが、親会社のしR倒壊の「そんな敵に味方する事が出来るか!」と言う一言で立ち消えになってしまったそうで。つか、こんな所位協力してやってもええやんw、って思うんですけどね。運行スケジュールはこんな感じみたいで。

便名 運行会社 静岡空港 新静岡 羽田空港 成田空港
7102便 しR敢闘-3 0600 0700 1000 1200
7104便 しづてつ-1 0800 0900 1200 1400
7106便 しづてつ-2 1000 1100 1400 1600
7108便 しづてつ-3 1200 1300 1600 1800
7110便 しR敢闘-1 1800 1900 2100 2300
7112便 しR敢闘-2 2200 2300 0500 0700
便名 運行会社 成田空港 羽田空港 新静岡 静岡空港
7101便 しR敢闘-1 0800 1000 1300 1400
7103便 しR敢闘-2 1000 1200 1500 1600
7105便 しR敢闘-3 1600 1800 2100 2200
7107便 しづてつ-1 1800 2000 2300 2400
7109便 しづてつ-2 2000 2200 0100 0200
7111便 しづてつ-3 2300 (通過) 0500 0600

 便名は敢闘/しづてつのいわゆる「東名高速線」としての便名なんですが、実際に航空会社の方では「JL7102便」とか言うように券面に表示されるみたいですね。ただ、ここらへんはまだ流動的みたいな要素もあるんですが。あと、一番謎なのが新静岡経由と言う事。乗務員交代をする訳でもなし、って言うのが実際の所みたいなんですが、恐らく空席があった場合のみ新静岡からの乗車も認めるって言う所なんじゃないでしょうか。よくわからないですが。

 車両は酉日本しRバスとしRバス敢闘が運行している「プレミアムドリーム号」に新型車両を導入する事によって余剰になった車両を用いる訳ですが、1階席の「プレミアムシート(1階)」は国際線ファーストクラス乗り継ぎ客優先となる模様。また、2階席の「プレミアムシート(2階)」は国際線ビジネスクラス乗り継ぎ客向け座席となるとか。また、通常型(1-1-1)3列シートと2-2列シートも改造で取り付けられ、「バスでこんだけの座席種類を提供するって」って言うみたいです。

(画像:イメージ)
 あと、流石に車内で機内食を提供する訳にも行かないので、乗車時にボックスミールとお好きなドリンクを提供するみたいですね。ここらへんは、それこそ倒壊軒が「機内食用ボックスミール」を開発するとかしないとか。
 運賃はまだ未定との事ですが、2-2列シート部分に関しては片道3,500円(静岡空港〜成田空港)が適用される見込み。国際線乗り継ぎ客だと国際線運賃に切込み発券される訳ですから問題は無いかと。
 また、関西空港行に関しても同様な便を運行する計画があるとの事。

■2 空港アクセスバスの運行
 この富土山静岡空港へのアクセスは自家用車が3日間ほどは駐車無料になるという事で苦戦が予想されていますが、「成田ドリーム静岡号」とは別に空港アクセスバスを運行する事になっています。
 とは言え、いかにしてお客さんを集めるかが問題になってくる訳で、一部便に関しては東京からの東名ハイウェイバスや新宿からの駿府ライナーや渋谷・新宿ライナー静岡号を静岡空港まで延長運行する方針であるという事が漏れ伝わって来ています。そういう面では、静岡空港は「高速バスターミナル」になると言う事になるようで。

 と言う訳で、今後の静岡空港へのアクセスがどんな感じ整備されるのか、今年度はこちらも生暖かく見守って行きたい所です。
なお、お断りしておきますが、今日は4月1日です。
もう一度繰り返します。
今 日 は 4 月 1 日 で す。