静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

白樺荘入口→新静岡 500系統急行静岡井川線

 温泉も楽しんだので、後は静岡まで帰る、いやいや、ここも静岡なんですけどね。

 畑薙ロッジを出て来たバスがやってくる。一日一往復しか無い訳で当然のごとく最終バス。いや、そのまま泊まってしまっても良かった・・・って良くないよ。バスが到着し、ドアが開いて車掌さんから言われた一言が
「お帰りなさいませ、ご主人様
バス好きな方はまたゆっくりしていってね
 確かにそりゃそうだ。「行ってきます」って言ってバスから降りたんだからw。
 帰りは再び来た道を折り返して行くが、今度は反対側の光景を見る事が出来るポジションに座る。

 大井川の深い渓谷を眺めて八木尾又まで下って行くと、初めて「普通のお客さん」が乗ってくる。てっきり観光客だけかと思ったらそうでもない。

 井川大橋。この吊り橋は自動車も通行できるみたいで、運良く通行している所を見る事ができました。でも、正直怖いだろうねぇ・・・。そらは雲が出て来て弱いながらも雨が降っている状態。そんなこんなで気がつけば井川駅前到着。ここでいきなりカメラの砲列に迎えられ、ちょっとびっくりしてしまった(苦笑)。ここで10分休憩。

 懲りずにまた写真を撮っていると言う事でおいらもまた同業者w。まぁ、後は恐らく乗る機会はないのでしょうから・・・。でも、この車両は一体どうやって使う事になるのでしょうか。夏は「南アルプス公園線」として運行されるとはおもうのですが、それ以外の時は。まさか駿府ライナーの続行用車両として使うのかどうかって言う所が気になりますが。

井川ダム堰堤を走り、富士見峠へ向かって再び坂道を上って行きます。結局井川駅前発車段階で7名の乗車。その乗車人数を富士見峠から営業所へ無線連絡していると言うのが印象に残った光景。そして、いよいよ恐怖の下り坂。その角度が分かる写真を上げておきましょう。

 カメラは水平にして撮影していますので・・・どんだけ急な下り坂なんだ、と言うのがよくわかるのではないでしょうか。この気が抜けない坂道を下る事約40分、朝に立ち寄った横沢に到着。で、ここでもカメラの砲列が並んでいました。確かに到着するシーンは乗っている時には撮影できませんからねぇ。

 この場面を見る事が出来るのも後14日だけしか無い訳で。そう考えると撮りたい気持ちも分かります。
***

 そして、見慣れた光景の前を通り、バスは新静岡へと帰って来ました。

 これで今回の【静岡奇行08春】も終了と言う事で。現地三時間の滞在、それに要したバス代4,800円、往復約6時間30分。確かに馬鹿ですが・・・これが奇行クオリティと言う事で。