静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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特殊観光してきた。

 昨日に引き続き静岡奇行08春の2日目。宿泊はネット環境がばっちり整備されている清水区内の某所になった訳で。チェックアウトは24時間いつでもおkと言う最高の宿w。今日はここから出発。
 まずは用事を1件済ませてから県総合運動場前駅から静鉄電車に乗車。

 目の前に来たのは俗称「ピンク電車」こと「美女と野獣」ラッピング電車。ラッピングこそすげーと思うものの、乗ってしまえば別にどうってことない普通の静鉄電車です。本当にありがとうございました。実際に乗ったのは普通の電車だったんですが。んで、東海道線・新幹線を跨いでちょっと先にとある自動車整備工場があるのですが、
(自主規制削除)
 そんなこんなで長沼駅到着。
バンダイホビーセンター

まずはバンダイホビーセンターの「パブリックビューイング」を見に行く。一度でいいから見学に行きたいと思っていた所なんですが、確か去年はやってなかったと思うので、実は今年行くのが初めてだったりします。工場の裏手から入って行き(昔はここ、繊維工場だったんですよね)、表に回り込むと

 色々と出店が出ていて結構にぎやか。射出成形機のプラモデルが確か500円で売っていたと思ったんですが、残念、売り切れでしたw。そして、建物の中に入ると

 こりゃまたにぎやかな事で。今まで製造して来た様々なプラモデルが並んでいると言う、好きな人には多分これたまらないんじゃねぇかな?と言う並び。いや、個人的にはあんまりガンプラって興味は無い所なんですが、製品の精度って言う観点から見て行くとこれまた結構面白い。細かい部分の表現がどんどん上手になって行くのは、恐らく金型加工の精度が向上したからなんじゃね?なんて言う事を考えてしまう訳で。そう考えると「金型」ってもんの製造の重要度って言うか何というか、結構大事になってくるんじゃねぇのかな、なんて思ってみたり。

 そして、製造ラインを2Fの通路から見る事ができるんですが、やっぱり大手企業だけの事はあるかと。具体的な設備のスペックまでは分かりませんでしたが、この整然とした製造ラインは見ていてマジで美しいものかと。射出成形機もガンダムカラーで塗り分けてあったりとかしていましたし、製品を運搬するリフトなんかも自動運転かつモビルスーツの色に塗ってあるのがこれまた憎いところ。
 射出成形機ってのは、金型に熱したプラスチックを流し込む事によって部品を作る機械なんですが、恐らく材料供給・製品搬出まで完全に自動化している訳で、そう言う面では人件費をかけなくても済むって言うような仕組みにしてありました。まぁ、大手企業だからこそ出来る訳で。普段おいらがお邪魔している中小企業じゃここまで残念ながら出来ないのが実際の所*1。でも、こういった「遊び心」って言うのは色々と取り入れて行ってもいいんじゃね?なんて思う所は正直あるんですよね。なんて事を思いながら見物しておりました。
 いや、本当だったらタミヤみたいに金型製造工程とかも見せてくれれば面白いんじゃね?なんて思う所はあるんですが・・・そこまで流石に見たいって言う見学者は少ないんじゃないかとw。

 工場の入口には今放映中のガンダム00の宣伝も出してあり、腐女子な皆様が撮影しておりましたw。
静岡鉄道鉄道部車庫
 さて次はその目の前にある静岡鉄道の電車車庫へ。昨日・今日と「デワ1型」と言う木造の電動貨車と「ト1型」と言う保線用貨車の展示があると言う訳で。こちらはバンダイと比べると・・・お客さんはやっぱり少ないなぁ。

 真っ黒いですが、なかなかいい感じです。手前にあるのが「デワ1型」、後ろにあるのが「ト1型」。こいつを反対側から撮ってみるとこんな感じ。

 流石に今では使用する事は無く、このような形で車両基地公開時にしか展示される事はありませんが、「過去にこんな車両を使っていた」と言うのを残しておいてあるだけでも嬉しい話ですよね。知ってもらうって言う事の楽しさって言うか何というか。他に展示されている車両はありませんでしたが、今日は昼寝をしていた

 こんな車両の写真も撮ってみたりとか、

 こんな車両の写真も撮ってみたり。考えてみればこの静鉄1000型って1番目の編成が昭和48年に登場したんですが、今でも平気で走っている訳で。長沼工場のメンテナンス技術もあるかとは思う所なんですが、さて、一体いつ頃新車が出るのか・・・なんて事を考えてみたり。

*1:とは言え、結構自動給材機も一緒に導入して24時間稼働にしている企業さんもありますが