静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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何だかなぁ。

"ワタシラシクヲホコラシク -Another Vocal Ver-"と"ブラック★ロックシューター"を昨日からヘビーローテーションで聴きまくっている倉庫番です。いやぁ、いい曲ですね。
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全然関係ないですね。週末に開業した副都心線が何か一日中遅れまくりとかで。そう言えば自分が開業当日に急行渋谷行に乗った時も、新宿三丁目の手前で停止信号を受けて5分ほど止まったりとかしていましたし、10時30分過ぎに渋谷のホームに立った段階で既に5分程度の遅れが発生してました。
開業初日だし仕方ないのかなぁ、なんてその日は思っていたのですが、平日初日から遅れまくりと言う事で。事前に試運転をしっかりとしていたみたいなんですが、その試運転でしっかりとフィードバックが出来ずに停車位置誤りとかがあったりとかしたみたいです。話では、小竹向原での遅延発生時の処理を間違えた事がきっかけになったみたいではあるんですが。
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そう言えば、三田線の目黒開業時の扱いってどうだったのかな?と思い出してみるとこんな感じだったような。
1 営業運転開始前にダイヤ改正を実施。
2 そのダイヤは「営業運転開始時点」のダイヤである。
3 車両そのものは西高島平〜武蔵小杉間の運行を行っていた。
4 客扱いは西高島平〜三田間・目黒〜武蔵小杉間だけで行っていた。
まぁ、確かに白金高輪〜目黒間は都営三田線と当時の営団南北線が同じ線路を走ると言う「東京の地下鉄では考えられなかった事」を初めて行ったと言うのもあるので、その部分に関しては念入りに行う必要があったと言う特殊事情があった訳なんですが。


んで、今回の副都心線の事を考えてみると所与の条件としてこんなのがある訳で。
1 東武東上線西武池袋線と言う2方向からの乗り入れがある。
2 有楽町線副都心線と言う2方向への乗り入れである。
3 「準急」(有楽町線)、「急行」「通勤急行」(副都心線)と言う地下鉄線内の優等列車がある。
4 有楽町線でしか使えない車両が西武・東京メトロにある。
5 副都心線でしか使えない車両が東京メトロにある。
6 境界駅(西武線小竹向原 東武線:和光市)で種別が変わる列車が存在する。
7 副都心線の列車はワンマン運転をする。
と言う、三田線南北線より更に厳しい条件が存在している訳で。そう考えると相当綿密な車両側の調整もしなくちゃならなかったのではと思うと同時に、それこそ一足先にダイヤ改正を実施してしまった上で、実際のダイヤで列車を動かした方が良かったんじゃないのかなぁ、なんて思う所だったりする訳で。
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で、翻って考えてみると、この不具合が出まくっても「まだ開業して一週間も経ってない」って言う状況も会ったりする訳だし、状況によっては「副都心線を使うしかない」人も居る訳で。だけど、こんな不具合がそれこそ一般の企業で起こった場合を考えると・・・常識的に考えたら「折角取った親会社の仕事なのに、自分たちの調整が上手く行かないまま不良品を納品してしまった」って言うのと実は一緒なんじゃね?と言う事になる訳で。つか、そんな事をやったらすぐに取引停止ですって、マジな話。
確かに西武や東武ダイヤ改正をしたってのも背後にはあるとは思うんだけど・・・流石にこれは不味いんじゃないかと。