静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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こんな事やる前にさ。


日本と中国、それに韓国は、観光客などの往来を拡大するため、3か国の公共交通機関の運賃の支払いを、同じIC乗車券で行えるシステムを構築することになりました。

これは、23日までの2日間、韓国南部のプサンで行われた、日中韓3か国の観光担当大臣による会合で合意したものです。それによりますと、3か国は、観光客などが、旅行先で、鉄道やバスといった公共交通機関を利用しやすくするため、どの国でも同じIC乗車券で運賃を支払うことができるシステムの構築を目指すとしています。鉄道やバスなどの支払いに使うIC乗車券は、日本にはJR東日本の「Suica」などがありますが、中国と韓国でも、同じようなIC乗車券が導入されています。国土交通省では、まず、韓国との間で、今年度中にデータの処理システムなどの共通化を図って、相互に利用できるIC乗車券を開発し、2011年の本格的な導入を目指す方針です。国土交通省では、実現すれば、世界で初めて、複数の国でIC乗車券が相互利用できるようになり、観光客などの往来の拡大が期待されるとしています。
日中韓 共通IC乗車券実現へNHKニュース

 狙いは何となく分かるものの、こんな事をやる前に国内の交通系ICカードの共通利用を進めるよう積極的にやって欲しい所なんですよねぇ。そりゃ海外に行く/海外に行くって言う事を考えたとき、「共通利用できれば便利なんだけどなぁ」って言うのは思った事あるんですが、それ以上に毎日の生活の中で「鉄道会社が違えば別のICカードを使わないとならない」って言う事の方が遥かに面倒くさいところで。と言うか、パスケースの中にICOCAがあって(静鉄電車用)、Suicaがあって(実際はモバイルSuica使っているんですが)、その上定期の更新をすればToicaが入る訳で。その上出張で浜松行こうもんならnice Passも持って行かなくちゃならん訳ですから。
 日本人と外国人、どっちの便利さを追求しようとしているのか良く分からない役所だなぁ<国交省