静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

羽後町内を走ってみた。

 てってってー、てってっててー・・・などとイミフなSEを付けたくなるのは気のせいとしておくことにして。なお、番号はここのページにあるものと対応しています。
(1)〜(3)西馬音内盆踊り

 ここはまぁ・・・メインの場所なので行きやすい(と言うか今回のイベントではマストの所)場所にありました。
(4)ゆきとぴあ七曲花嫁道中
<羽後町役場>

 取りあえずここに行ってみよう、と言う事で盛岡から最初に向かったのはここだったりします。
<七曲峠>
 実行委員長さんから「ここは車ならば是非見に行った方がいいですよ!」と言われた所へ向かう途中にある所で。

 いや、ここまでは普通の道だったんですよ。秋田県道275号線ですし。「取りあえず記念撮影ねぇ」なんて言っていたのですが・・・ここから先が「これが県道か。険道じゃねぇか」なんて言う状況に。とは言っても井川の方へ向かう県道と比べるとだいぶ緩かったりするんですが、カーブの安全速度は20km/h程度ですよ、マジで。でも、途中に見晴らしの良い所がありました。

 夏を迎えた水田の様子と、その向こうに連なる山々。そして空の青と雲。本能的に「何かほっとするなぁ」と言う光景でした。でも、「電車で頭●字Dごっこ」は流石に難しいかと推測w。
<旧長谷山邸>
 実行委員長さんのお薦めの場所、その1。

 「豪農の民家」と言う事です。ぱっと見たとき「坐魚荘みたいだなぁ」なんて言う事を感じたおいらは清水区民なんですが、これだけの民家、それも3階建てって言うのが正直凄い、って思った所ですね。と言うか、これだけの建物が残っているって言うのが凄い所だと思いますよ。
(5)三輪神社・須賀神社
 縁起もしっかり写してくれば良かったと後悔しておりますorz。

 解説には「杉宮と言う地名通り〜」とありますが、確かにスカスカとしているって言う印象がありました。ですが、こりゃどう見てもかなり古いっ建築物が残っているな、と言うのが分かりました。
(6)あぐりこ神社
 名前の由来が気になる所です。

 確かにお稲荷さん的な特徴が出ていると思いますよ。建物の古さもありますが、個人的には(5)の三輪神社・須賀神社よりも賑わっているなぁと感じる所がありました。
(7)重要文化財「鈴木家住宅」と茅葺き民家集落群
<鈴木家住宅>
 ここも実行委員長さんのお薦めの場所でした。確かに車が無いと行けない所にありますね。

 残念だったのは所用によって中が見学できなった所ですorz。
<茅葺き民家群>
 色々と話をしていて白川郷の話も出て来たのですが(今回同行者が「日暮らし」好きw)、羽後町の茅葺き民家群は「見せるためのものでない」と言う所を本当に感じました。正直、カメラを向けるのも憚られる程です。
(9)旧対川荘と庭園
 ここでお茶してきました、野郎二人でw。

 旧長谷山邸と一緒のテイストを感じたのですが、解説を見てみると同じ「明治時代」に建築された建物となっています。見て感じたのは「どことなく洋風を感じさせるけど、やっぱり和風」と言う「和洋折衷」みたいな建築様式なのかもしれないなぁ、なんて思ってみたり。確かにアイスコーヒーは高かったですが、建物と庭園の雰囲気まで込みにして考えれば決して安くはないと思いますし、コーヒーもマジで美味しかったですよ。
(13)五輪坂温泉としとらんど
 生 き 返 り ま し た よ ! !

 そりゃ、シャワーも浴びる暇無く高速バスを乗り継いで盛岡経由羽後町に来た訳ですからw。でも、露天風呂から眺める風景はこれまたのんびりと出来る風景で良かったですわ。ええ。
(14)旧羽後交通雄勝
<旧梺駅跡地のデハ3>
 当日は諸事情あって公開されていませんでしたが、鉄ヲタとしては気になる部分があったので行って来ました。行くなり迎えてくれたのは

 道路に立つ 腕 木 式 信 号 機 。道路の作りからして廃線跡の匂いがただよってきてたまりませんw。で、この写真の中にある倉庫の中に外部から見えるような形で車両が保存してありました。

 ずいぶん小さくて可愛い電車ですねぇ。

 うわ、本当に残っているよ。

 路線の沿革。
 今は「羽後交通」って言うと小田急バスに良く似た色の路線バスや「ドリーム鳥海号」のような高速バスって言うイメージなんですが(少なくとも自分自身は「ドリーム鳥海号の運行会社か」と思ったんですが)、以前は鉄道を持っていたって言う事の方が正直驚きかと。確かに湯沢までの間ならそこそこ需要もあるのかなぁと思う所ですが、今のモータリゼーションの事を考えると仕方ない部分があるのかな、と思います。
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 とまぁ、こんな感じで羽後町内を走ってみました。流石に時間の関係でコンプできなかった部分はあるのですが、町内にある様々な資源を良くここまで発掘したなぁ、と思います。いやマジで。