新路線開設。
静岡新聞は流れるのが早いですので、掲載されていた画像を貼ってしまったり。今回の初日初便は乗車しない方向。いや、本当は行きたかった所なんですが、10月頭のスケジュールを見ると流石に無理なのが判明しましたので。まぁ、時間帯的にはいいので年内には乗りに行きたい所。
富士急行グループは10月1日から、県東部・神奈川西部地区と京都・大阪地区を結ぶ新路線の夜行高速バス「松田特急線」の運行を始める。富士五湖から京都・大阪に乗り入れる既設の夜行高速バス「富士山特急線」の利用が好調で、2路線で富士山の東側と西側をカバーするよう再編し、利用拡大を図る。
平成17年に運行開始した富士山特急線は、夏休みなど行楽・帰省シーズンの乗車率が上下線とも8―9割、通年平均でも6割以上で、「富士五湖や県東部と関西を結ぶ路線の需要規模が確認できた」(交通事業部)ことから再編を決めた。
新設の松田特急線は富士山東回りルート(近鉄バスと共同運行、1日1往復)。新松田駅を出発して御殿場駅、沼津駅北口、新富士駅、東静岡駅を経て、京都駅八条口、大阪あべの橋駅などに止まる片道約10時間半。料金は御殿場駅―大阪市内が片道7600円。
富士山特急線(1日1往復)は、従来の富士吉田から御殿場市内を通る路線を廃止し、富士市などを通る西回りルートに変更する。大石寺、JR富士宮駅、富士駅、東静岡駅に新たに停留所を設けて「富士地区や県中部の新たな需要を掘り起こす」(同部)。料金は富士宮、富士駅―大阪市内が片道7200円。
夜行高速バスに新路線 富士急■9/19 静岡新聞
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とまぁヲタ的発想は一旦別にしておいて、これこそ「新規路線開拓」って言う一つの流れを示すいい結果なのかなと思います。確かに富士急ハイランドは結構「面白い」施設も多いとききますし「行ってみよう」って言う人も関西方面で結構いるのではないかと。あと、対山梨県内で言えば「正直行きにくい」所でもある訳で<関西、そう言う「なかなか表には出てこないけど、バス1台分だったら何とかなる」と言う需要を拾い上げた結果がこうなったのではないかと思う所で。
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で、次は静岡市内からの利用に関して。もう一度時刻表を出してみましょう。
【時刻表】
松田線 | 富士山線 | 停留所 | 富士山線 | 松田線 |
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21:15 | 21:35 | あべの橋駅(JR天王寺駅) | 6:37 | 7:27 |
21:35 | 21:55 | 近鉄なんば駅西(OCATビル) | 6:16 | 7:06 |
21:55 | 22:15 | 大阪駅前(地下鉄東梅田駅) | 5:56 | 6:46 |
22:20 | 22:40 | 名神茨木インター | 5:34 | 6:24 |
22:25 | 22:45 | 名神高槻 | 5:29 | 6:19 |
22:34 | 22:54 | 名神大山崎 | 5:29 | 6:10 |
22:58 | 23:18 | 京都駅八条口(近鉄京都駅前) | 5:00 | 5:50 |
↓ | ↓ | 高速自動車道 | ↑ | ↑ |
5:03 | 5:53 | 東静岡駅南口 | 22:39 | 23:45 |
時間帯的にはちょうど良いのかと思うところで。現在走っているJR系の「京阪神ドリーム静岡号」が静岡駅前を22時発、京都駅5:00,大阪駅6:00と言う多少はやめの時間帯なので、特に松田特急線(上り)に関しては会社から帰ってきてシャワーを浴びて出発、と言うのが可能になるし、京都でも大阪でも、余り早すぎない到着時刻と言うのがいいのかな、と思う訳で。それこそ「京阪神ドリーム静岡号」だと早着するって言うケースもあったりとか(去年湖西線の方へ国盗りに行ったとき、何もない京都駅で1時間近く始発電車を待った事もありw)。帰りに関しては、東静岡駅が富士山特急線がほぼ朝6時と「京阪神ドリーム静岡号」と比較すると1時間程度早いわけで。帰ってきてから寝るならば別にどうでもいい訳でしょうが、翌朝から何か用事があるって言う時は案外便利なような気がしないでも。
あと、基本的には「使い分け」って言う所になるのではないのかなと思ったり。東梅田のターミナルの場所が多少鉄道線の梅田駅とは離れている訳で(地下鉄谷町線の東梅田駅のすぐ上)、乗換はちょっと不便かもと思ったり。でも、ミナミの方へは断然こっちの系統の方が便利だと。出発地と目的地に応じて使い分ける、これがお薦めかもしれませんね。