静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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青春中央エコドリーム号に乗ってみた。

 さて、言う間でも無いですが、このBlogの中の人は静岡県民です。普段は駿府ライナーを嗜み、時にはドリーム静岡・浜松号や京阪神ドリーム静岡号、しみずライナーや渋谷・新宿ライナー静岡号をつまみ食いするのですが、やっぱり「ネタ分何か無いか!」って言う事で色々とやってしまいます。
 丁度、11日の土曜日に大阪で大学校の同期生と会う用事があり、その翌日には葱桶の定期演奏会に向けた強化練習に参加しないとならない、それも東京で。そうなると「う〜ん、どうすりゃいいのか?」と悩むわけです。流石にアラフォー(笑)なおじさんなので

プレミアムドリーム号で行こうかと思ったのですが・・・ネタ的には少し弱いんです。何故ならば「プレミアム昼特急」で東名静岡から乗れてしまいますからね!それだったら・・・と言う事で

 絶対東名静岡で客扱いをする事は無いであろう「青春エコドリーム号」、それも中央道経由の「青春中央エコドリーム号」をチョイスしてしまいました。一番の豪華車両と一番の格安車両を同じ天秤に乗せて選ぶと言うのも正直アレですが、そこはそれで「ネタ指向」ですから。
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 一体どんな具合になるのかと期待?しながら乗り込むと車内はこんな感じ。

 はい、1階席です。22A席と言うある面では「青春エコドリーム号」でありながら「青春エコドリーム号」らしからぬ一人がけ席。と言うか流石に13列あって4列シートで8時間と言うのはまさに自爆行為。いくら値段が安くてもその苦行は勘弁して下さいと言う苦行モード。それだったら1ヶ月1日前の売り出し日に高速バスネット決済で座席を抑えた方がいいと言う判断でした。
 結論から言えば「22A/22D席」最高です、倉庫番的には。確かに足が伸ばしづらいとか言う意見もありますが、前夜に乗った「京阪神ドリーム静岡1号」の1C席と比べると何かこちらの方が正直楽でした。ただ、毛布はありませんし、当然ながらレッグレストなんて言う装備はありません。ですが、寝てしまえばこっちのもん。途中の養老サービスエリアまでは音楽を聴きながらウトウトしてましたが、養老を出てからは中央道八王子バス停まで起きる事がありませんでしたしね。
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 この日はお客さんは54名。流石に2階席を覗くことは出来ませんでしたが、1階席は満席と言う状況。それにしても大阪〜東京間が早売5で4,000円を切る値段と言うのは「これでペイ出来ているのかなぁ?」と思う所もありますが、高速ツアーバスの台頭を考えると、老舗「ドリーム号」も顧客セグメントを分けて色んな需要に対応するのは仕方無い事かもしれません。にしても、京阪神ドリーム静岡号の値段が高く感じて仕方無かったのですが、それはそれで別の話かもしれません。
 確かに椅子は(無印)ドリーム号やプレミアムドリーム号の方が確実にいいでしょう。ですが、多少足が伸ばしづらいと言うことや、休憩場所で室内灯が全点灯になってしまう、そして、一晩中響くエンジン音と言うような部分を勘案しても「青春エコドリーム号」でありながら一人がけ席を確保出来れば「これは狙って乗ってもいいのでは?」と思うところでした。

 とは言え、やっぱり自分にとって一番快適な座席は?と聞かれればやっぱり「鳥坂598号車の10C席」と即答えそうな自分が居るのは、どんだけ駿府ライナーに飼い慣らされているんだ、って言う所なんですけどね(苦笑)。でも、お薦めですよ。22A席/22D席は。