静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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惜別・しみずライナーJR便(2)


 今日はJR東海バス便。JRバス関東が2006年2月に運行を開始した後、JR東海バスも1往復だけではありますがしみずライナーの運行に参入しました。何故参入したのかは色々と言われていますが、本当のところはどうだったのでしょうか。ただ思うのは、「高速バスの可能性」をJR東海グループとして見たかったのではないかというところです。外野に居る下衆の勘繰りかもしれませんが、自分が担当者だったら恐らくそうやっていると思うでしょう。
 シーズンによっては、清水みなと祭りの提灯が下がるさつき通りを走っていく姿も見ることができました。JR東海バスも清水のまちを走っていたことを記録しておきましょう。
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 早速コメントを頂きました。ありがとうございます。今度のダイヤ改訂は『しずてつの巣立ち』『発展的撤退』という言葉を頂きました。考えて見ればまさにその通りだと思います。
 最初はノウハウも何もなかったしずてつが、中部国際空港線に次いでしみずライナーで共同運行を開始し、駿府ライナーで経験を積み、自分たちで静岡成田空港線・横浜ライナーを開業させ、「もう自分たちだけでやれるだろう」ということで、いよいよ独り立ちをする。そう見れば「静岡の高速バスのインキュベーター」としての「しみずライナー」。確かにそうなのかもしれません。