横浜ライナー：元町・中華街→静岡駅前 - 静岡の高速バス倉庫アーカイブ

1本目：静岡駅→富士急ハイランド
2本目：富士急ハイランド→新宿西口
3本目：TCAT→羽田空港国内線第1ターミナル
　先日もご案内させていただいた「乗りバスのススメ　壱」（通販はこちら）。この中には「横浜ライナー・初日初便」の様子を大幅に加筆（どころから全く新しく書き起こしましたが）したものを掲載させて頂きましたが、この本が出る半月前の12月18日にみなとみらい経由元町・中華街までの延長運転を開始しました。この日は浜松方面で予定が入っていたのですが、流れてしまったにも関わらず乗りに行ってませんでした。そんな訳で、「羽田空港まで行ったら・・・延長区間乗るべきだろ」という事で、早速乗ってきました。

　横浜で写真撮影・・・と言うと決していい思い出は無いのですが、それでも夕闇が迫る頃のまちなみはやっぱり美しいです。街路に光るランプと冬の夕焼けは何ともいえない情緒を醸しだしていました。そして、

大桟橋に停泊する飛鳥?やマリンタワー。本当にロマンチックな雰囲気です。こんな所はやっぱり彼女を連れて歩きたいところですね、二次元ではなく三次元の。結局野郎一人で中華街の食材屋さんに出かけてスープのもとを買い、江戸清の豚まんを食って歩くなんて・・・なんと言うプレイなんでしょうか（いや違う）。実際には羽田空港からのバスと静岡行のバスを乗り継いだだけなんですけどね、元町・中華街で。
　そんなアホな話は別にして、今回乗車する「横浜ライナー」号は一体どこから出るのか？と思っていたわけなんです。切符をしずてつの窓口で買ったときには「あれ？横浜からですか？」と思いっきり言われたわけで、恐らくしずてつの窓口の中の人的には「片道利用を想定してない」のかもしれません。確かにそうであれば案内も居らないのではと思います。実際に乗車したのは元町・中華街と言っても「横浜人形の家」なんですが、駐車場を見てみると・・・
　
　しっかり見慣れたしずてつの高速バスが止まっているどころか、静岡で見慣れたしずてつのバス停までしっかりと立っています。それどころか

　こんな看板まで出ているほど。確かにこれならば横浜ライナーの利用者ならばわかるかと思います。何か車内には地図もあったっぽい感じですからね。ドライバーさんは10分ほど前に車内の電気を付け、乗車開始となるわけで・・・いや、本当に観光バスみたいな勢いだったりします。でも、確かに分かりやすいのは言う間でもありません。早速私も乗車して出発を待っていると、他にもお客さんがお二人さんほどやってきて、都合元町・中華街を3名くらい（だったかな？）で出発します。
　ここからみなとみらい〜実際にはパンパシフィックベイホテル東急の車寄せ〜を経由してYCATに行くのですが、すでに車外は陽が落ちて真っ暗。案外そんなものなのですが、それでもイルミネーションがやっぱりきれいです。

　こんな感じでイルミネーションを見ていると思い出すのはあの曲ですね。

■"snow again" song:佐倉紗織
　・・・うわぁぁぁぁ、曲とのイメージが合うのだけど、野郎一人で乗る高速バスの中で聴くには余りにも切なすぎます＞＜；と言うか何というプ（以下略・・・ですけど、やっぱりこのイルミネーションはきれいですよ。こんな感じの所を走っていくわけですから・・・はい、当然ですが渋滞してますし、YCATに到着したときには20分遅れと言う状況に。そのためかどうかはわかりませんが、2月1日の増便ダイヤ改正で元町・中華街〜YCAT間の運行時間が多少伸びることに。恐らく何回となく渋滞で遅延して「ダイヤ変えた方がいいのでは？」と言う話があったのかもしれません。そのYCATでお客さんを更に10人ほど乗せてから静岡に向かいます。

　流石にこの後は朝からの疲れが出てきたのか、添乗員席もしくはヲタ席とも言う席に座っていながら寝てしまい、気がつけば足柄サービスエリア。

　はい、どう見ても静岡県です。そして、夜の東名高速道路を走って静岡へ。始めは新静岡で降りて静鉄電車で帰ろうと思っていたのですが、そのまま静岡駅まで行ってしまったり。

　これで富士山1周の高速バスの旅は終わりました。富士急の高速バスだけで新宿まで向かうことができたりとか、燃料電池自動車に乗ったりとか、横浜の夕暮れを一人で歩いたりとか、色々なバカな事をやってしまいました。たまにはこんな感じで乗るのも楽しいもんです。
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