静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「京都大阪ライナー号」しずてつ便初日初便に乗ってみて。

 厳密に言えば「京都大阪ライナー号」がしずてつにとっての「初の夜行便」ではありません。静岡成田空港線の成田空港行が最初の夜行系統なのですが、「3列車」を使っての「本格的な夜行便」と言うことでは初めてになります。
 車両も新しく、椅子も良く、カーテンも遮光性の高いカーテンでゆっくり休むことができましたし、今ではJR系の路線では絶滅しているドリンクサービスもあると言う点では非常にポイント高いです。座って寝ると言う事を考えれば断然に「京阪神ドリーム静岡号」よりも上ですが、やっぱり幾つか「まだまだ経験不足だな」と感じる部分がありました。
 それは、前面カーテンを閉めるタイミングと開けるタイミングじゃないかと。JRの夜行便では、始発駅の段階で既にカーテンは閉まっていて、乗車があるたびに開けるというようになっていますが、しずてつ便では休憩場所発車前にカーテンを入れ、最初の停車駅直前の乗務員休憩場所でカーテンを解放する(&おはよう放送が入る)ようになっています。恐らく阪急便での扱いと同じにしているとか、ワンマン運行を前提とした扱い方法だとは思いますが、もう少し何とかならないのかな?と思う所。あと、詳細案内放送が下りの場合は静岡駅前発車後・東名吉田発車後だけに入りますが、他停留所発車後にも休憩の予定場所位の案内が口頭であってもいいのかな?と思います。
 一気に誰もが満足するサービスと言うのは難しいですし、少しづつ経験を積んでいって欲しいなぁと思うところです。後、椅子にはコンセント付いてませんでしたorz。
 それでも、満足できる高速バスでの大阪往復であったのには間違いありません。