静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

東名ハイウェイバスで行く「リニア・鉄道館」(1)

 
 最近色々と疲れていたので、休みを貰って前々から行きたかった「リニア・鉄道館」に行ってきた訳なんですが、ただ単に新幹線で行くのではなく、往復とも東名ハイウェイバスで行くと言うのがこのBlogの中の人的な発想だったりします。東京もいいけどたまには名古屋にも行きたいなぁ、と言うものもあるのですが。
 静岡駅から乗ったのは急行名古屋行503便。東名高速上の各バス停に丹念に止まっていく急行便です。東京に行く時には直行便の「駿府ライナー」や「渋谷・新宿ライナー静岡号」を使っているので、東名高速線の急行便、それも全区間乗り通すと言うのは本当に久しぶりだったりします。


 車両はJR東海バス名古屋支店の747-8953号車。旧モデルのセレガですが、走りは今の車両と比べても遜色はありません。ドライバーさんの安定したハンドルさばきでそれこそ浜名湖まではぼんやりと景色を眺めていました。三ヶ日インターまでは静岡県内なので営業車でも来る事があるのですが、ここから先は夜行便で通るくらいしか無いので乗りバスモードが発動します。とは言っても、今回は「ジャンクション」をテーマに写真を撮ってみました。


左側が新東名高速道路引佐連絡路と東名を結ぶ三ヶ日ジャンクション付近の様子ですが、工事は殆ど終わっていてあとは開業直前に最終的な整備をするような状況になっていました。中の人の自宅最寄りは清水ジャンクションもありますが、工事の進捗状況は同じ状況。2012年には静岡県内区間が開業となるので、今から楽しみなところです。当然自分の車でハンドルを握って走ってみたいですし、車載動画もこの時にはぜひやってみたいですね。でも、高速バスはどっちの経由になるのか結構気になるところです。
 右側は豊田ジャンクション手前にある渋滞表示版。正直何がどうやらよくわかっていません(苦笑)。東京ならば自家用車で行く事もあるのでジャンクションや道路の方向に関しては把握しているのですが、どうも名古屋近辺は分からないのが実際のところ。それでも伊勢湾岸道東海環状道などはやっぱり走ってみたいところです、自家用車でもバスででも。


 それもしても豊田ジャンクションを先頭に◯◯kmの渋滞、って言う交通情報を静岡でも良く聴くのですが、確かにこりゃ渋滞してしかるべきなんでしょうね。大阪に行くにはここから伊勢湾岸道経由でもいいですし、名神経由でも行ける訳ですから。上り方面だと3+2=2と言う「何その計算?」と言うわけですから渋滞しても仕方ないかと。ただ、JHじゃなくてNEXCOも岡崎付近で3車線化工事を実施している途中でしたし、新東名もここにつながるわけですから、新東名の開業まで暫く渋滞は続くと言ったところでしょうか。


「名古屋瀬戸道路」とか「名二環」・・・何すかそれ?と言ってしまいそうになりますが、本当に分かりません。ただ、「名二環」は以前の「東名阪自動車道均一区間」なので、前の会社で添乗員をやってたころに紀伊半島方面へ抜けるときには必ず通っていた経路でした。そして名古屋インターからは一般道を通って名古屋駅へ。
***
 東名高速線の東京方は首都高と直結しているのでそのまま霞が関ランプ(東名高速線/しみずライナー)や池尻ランプ(駿府ライナー/渋谷・新宿ライナー静岡号)までスルーしますが、名古屋は星が丘や千種と言ったところを通るためにどうしても一般道を通らなくてはならない訳で、名古屋ICから名古屋駅まで約1時間ほどかかってしまいます。ここは個人的にどうにかならないのかなぁ・・・と思うところではあるのですが、新規路線の設定でもしない限り難しいと思うところですし、高速ツアーバスとの競合の中で「近くから乗ることができる」と言うJRバスのセールスポイントとしては仕方ない部分もありますからね。
 そんなこんなで名古屋駅新幹線口には丁度お昼に到着。


 今まではターミナルビルの1階に入っていましたが、今は後ろには新幹線が見えると言う絶好のロケーション。そして、アングルを選べば


 こんな感じでツインタワーと新幹線をバックにした写真を写すこともできます。さて、これから第1の目的である「リニア・鉄道館」へ向かうためにあおなみ線に乗りますよ。
(続)