静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

7/17 渋谷・新宿ライナー浜松101号 新宿西口→浜松駅


リアルに東名高速道路が台風の影響で通行止めになってしまって遅延便も発生している状況でこんな記事をアップするのもどうかと思いますが、7/17日に乗った渋谷・新宿ライナー浜松101号の乗車記です。
「寝坊したら不味い」と言う事でありったけの目覚ましをセットして、酔った頭で"Top Gear"を見終わってから就寝したのですが、やはり冷房温度を少し高めにセットしていたのかどうかは別として、夜明け寸前に目が醒めました。外を見ると晴れ渡った夜明け前。時計を見ると4時30少し過ぎ。「良かった寝坊しなくて済んだ!」と思って外を見ると・・・

いやぁ、朝からいいものを眺めさせて頂きました。ちなみに泊まったホテルはJR西日本系の「ヴィアイン秋葉原」。多少部屋は狭いですが、これだけの眺めがあればもう最高です。山手線東側に泊まるのならば、METS田端よりこっちの方がいいんじゃね?と言う感じですね。

 で、この日は「渋谷・新宿ライナー浜松101号」で浜松まで向かいます。何で静岡市民が浜松行に乗るんだYO!と言う事になるのですが、この日は浜松で色々と用事があり、一旦静岡に帰ってから行くよりもいいんじゃね?と言う安直な判断だったんです。この方とも一緒に行くと言う事で、久々に単独行じゃなかった乗りバスでした。
 乗り込んで一息ついてからバスが出発した後で「本日、大和トンネル付近で事故が発生しており、大きな渋滞が発生しております。そのため、到着時間が大幅に遅れる見込です」と言う肉声の案内放送。

 いや、それ、改札時にアナウンスしないと意味無いんじゃね?

 思わずそう二人して突っ込んでしまったのは言う間でもありません。
 まぁ、「高速バスが安いのと事故渋滞の遅延はトレードオフの関係だからねぇ」とか「まぁ、14時少し過ぎまでに着けばいいや」って言っていたのは言う間でも無いので気楽なもんです。渋谷によってほぼ半分のノリ具合になり、首都高〜東名と入って行きますが・・・東京料金所の電光掲示板には「渋滞19km 所要時間2時間以上」と言う案内表示が。いや、マジで勘弁して下さい。
 バスは止まったり少し動いたりを繰り返しながら進んでいきますが、新宿西口を出て2時間も経過しているのに横浜青葉インターを通過してないとか、3時間を経過しても横浜町田インターを通過してないとか言うような状態に。まぁここまで来るとのんびりと行くしかありません。いや、途中で後から来た東名高速線の特急東名ライナー201号にも抜かされた訳なんですが。
 そして、10:46頃に東名大和バス停を通過して渋滞からほぼ抜けだします。ドライバーさんからは「海老名サービスエリアで休憩とします」と言う案内が。いや、高速路線バスで「海老名休憩」ってしずてつの「静岡成田空港線」以来初めてだったりする訳です。
 取りあえず一服してから戻ってくると・・・途中で抜き返した特急東名ライナー201号が隣に止まっている状況。「これは!」と言う事で早速写真を撮ったのは言う間でもありません。

 両方とも「浜松駅」行。足柄では時間帯によってはこんな光景も見られる訳ですが、流石に海老名でこんな光景を拝めるとは思ってませんでした。正直、ドライバーさんも相当お疲れ気味っぽかったのですが、まだまだ先は長い訳で。適当に昼飯を買って再びバスに戻ってから一路西へ。
 
 テンションは上がるものの、東名高速と言う事で言えば自家用車でも高速バスでも貸切バス(添乗員)でも何回も走っている訳ですし、おまけに睡眠不足と言う事でついついウトウト。気がつけば静岡県内にログインしたあたりですので、大体30分位ウトウトしていたのでしょうか。

 足柄SAの本線通過(これも珍しい体験)をし、進行方向右手には少し雲がかかっているものの富士山を拝むことができました。まぁ、御殿場出口渋滞が無くて良かったと言うところでしょうか。そんなこんなで富士の裾野を一路西へ西へと。富士川を渡って少し行くと静岡市に入る訳になります。


 駿河湾の景色を眺め、いつもの撮影場所(苦笑)の脇を通過し、清水インター出口を華麗に通過。いや、新東名連絡路があるとは言えここまで清水インター出口がきれいになっているとは思いませんでした。普段は真っ暗になってからこの出口を出ますからね。乗らない時間であり、かつ、乗らない系統なのでやっぱり新鮮なのは言う間でもありません。

 普段は通らない静岡インターの本線を通過すると、またもや見慣れた光景が広がります。普段ならばこのあたりは営業車のハンドルを握っているのですが、また違った眺めでこれはこれで楽しいところ。ちなみに静岡市内を東から西に抜けるのは約30分程かかります。以前はもっと短かったのですが・・・まぁ、合併の影響って言うところでしょうね。

 志太平野を抜け、牧之原の坂を登り切ってから牧之原SAで10分休憩。この段階で既に午後1時を回っております。この牧之原では1号を一時期よく見かけていたのですが、それでもお昼頃でしたから一体どんだけ遅れていたんだと思うところですが、まぁ、それは仕方無い話。
 休憩もそこそこに再び東名高速を走って浜松インターバス停にはほぼ14時。浜松市内の渋滞は幸いにして無く、結局終着の浜松駅には14:15分着と相成りました。

 新宿西口→浜松駅が6時間55分と言う「久々の長旅」になってしまった訳ですが、結果から言えば「思ったより疲れなかった」って言うのが実際の所かもしれません。今回乗った車両は確かに古い車両ではあるものの、座席数は38席と言う足元がゆったりとした車両でしたし、椅子も適度に柔らかかったと言うのが実際の所。とは言え、やはり「事故渋滞」は勘弁して下さい・・・って言うのが正直な所でした。はい。
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 その後は、とあるイベントを少し眺めた後、とある方と19時頃まで色々とディスカッション。一緒に行った方も楽しんでいただけて個人的には良かったと思っております。はい。
 でも、これがその後の「渋谷・新宿ライナー浜松1号」だったら・・・と思うと、選択は間違ってなかったと思う所もあったりして。