静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

10/2 大阪駅→静岡駅/JR東海バス 京阪神ドリーム静岡2号

なかなか関西に行く機会がなく、その上しずてつ・阪急の「京都大阪ライナー号」が運行開始となっただけに、なかなかこの「京阪神ドリーム静岡号」、それも大阪駅〜京都駅間の経路変更後の便に乗る機会がなかった。そんな中、「京阪神昼特急静岡号」の復活に併せ、折角だから乗ってみる事にした。

より大きな地図で 京阪神ドリーム静岡号(大阪駅→静岡駅) を表示

京阪神ドリーム静岡号は、大阪駅でもUSJ発でもなく、三宮BTから湊町BTを経由して大阪駅にやってくる。大阪ステーションシティーの中を見て歩いた後、何故か京橋で友人と飲んでから乗る事にした。前回大阪に来た時は帰り時点の体調は最悪であり、色々と細かい所を見る事はできなかったが・・・いや、やはりこの大阪駅JRバスターミナルは新しいだけに色々と細かい部分まで考慮されている作りである。トイレも百貨店の中のものと共用されているし、何と言ってもこの電光掲示板は見ていて本当に分かりやすい。

そんな中にやってきたのはJR東海バス静岡支店所属の744-02991号車。京阪神ドリーム静岡号用として静岡支店に転属になっている車両であり、JR東海バス担当日に乗ると2号車でもない限り大体これがやってくる。残念ながらコンセントは無いのですけどね。乗車した日は「早売21」を運よく確保できたため、6A席だったのが、他の席を見ると空席が非常に多くなっている。大阪発土曜日じゃ仕方ないものかとは思うが。

今回は「高速京田辺」経由になってから初めての乗車と言う事もあり、経路が非常に気になっていた。果たして消灯はとうなるのか・・・と思っていたのだが、特に消灯すること無く大阪駅を出発したのでこれ幸いと言うことでカーテンを開けさせて貰って経路を確認しつつ京都駅までは乗車となる。結果的に言えば

大阪駅-梅田ランプ=11号池田線=1号環状線(外回り)=東船場JCT=13号東大阪線=東大阪JCT=近畿道=門真JCT=第二京阪道路=高速京田辺BS=久御山JCT=8号京都線=上鳥羽ランプ-京都駅

と言う経路での走行であった。この第二京阪経由ルートは初めて通る事もあるので個人的にはどんな感じなのか気になる所であったが、残念ながら?外は真っ暗。機会を見つけて布施京都間のバスで昼間を見てみる事にしたい。

京都駅についてもそんなに多くの人を乗せることはなく、定刻に発車。京都駅からは京都南インターに戻るのではなく、五条から国道1号線を経由して京都東インターに向かい、名神高速を一路東へと向かう経路になる・・・が、流石に京都駅を出ると消灯になるので、京都東インターに向かうまえの間で一旦眠りに落ちた。で、次に気づいたのは休憩場所である多賀サービスエリア。

なんと、こんなにお客さんが少ないのに2号車も来ているじゃないですか、おまけにボルボ車。いや、これだったらボルボ車の方に乗りたいと思うのはマニアだからなのかもしれませんが、大阪駅で見送ってくれた方によると、乗車票には3人しか名前が入ってないようで。恐らく金曜日の大阪行が2台口までしないと間に合わない状況だった、と言うのが実際の所であるのかもしれない。かと言ってそのまま日曜日まで神戸に置きっぱなしと言うのも出来ないと言うことで。正直バス会社もお客さんの数と運用を考えるのは大変なのだろう・・・と思う所。

多賀サービスエリアを出ると、途中の一宮パーキングエリアでの運転士交代も気づくこと無く完全に熟睡。気がつけば浜松駅に到着しているところ。

外はまだ真っ暗。とは言え、10人近いお客さんがこの早朝からバスを降りて行った。やはり静岡よりも浜松と関西方面の繋がりは強いと言う事なのであろうか。そのまま自分は乗り続け、東名高速を更に東へ。

牧之原の撮影ポイントを通過する頃にはすっかり夜も明け、安倍川を渡れば静岡駅はすぐである。そんなこんなで静岡駅にはほぼ定刻の朝7時少し過ぎに到着。静岡と大阪を結ぶ「京阪神ドリーム静岡号」、乗車した日は人数が少なかったものの、日によっては2号車も出るという活況、今後も走り続けて欲しいものである。

***
で、そのあと、京阪神昼特急静岡号の出発を見送ったのだが、こちらは運行開始2日目で6名と言う人数の少なさ。復活初日初便が一般のお客さんだけで20人を越える人が乗っていたのでどうなのかと思ったら・・・やっぱり厳しいところかと。やはり何らかの「乗ってもらえるような」施策が必要なのでは・・・と思ったり。