静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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10/12 しみずライナー2号で東名集中工事。

【ご注意】このエントリは、10月12日(金)に筆者が実際に乗車した便の状況を記載しているものであり、他の便に関してこのような運行状況であるものではありません。他便に関しては1時間〜2時間程度の遅れが発生している便もあり、東名高速道路集中工事期間中に東名高速道路経由の高速乗合バスに乗車することを推奨するものではありません。
 なお、本記事を読まれた方が東名高速道路集中期間中に東名高速道路経由の高速乗合バスに乗車して大きな遅延が発生して何らかの損害を受けた場合、中日本高速道路(株)、各高速乗合バス運行会社及び本Blog筆者はその責任を負いかねます。
 上記の点をご理解の上、本エントリをご覧ください。上記の点に関してご理解頂けない場合は、本エントリを読まないでください。
 かなり堅苦しい注意書きですが、昨日東京都内某所で開催されたシンポジウムを聴講に行くのに(シンポジウムの内容とその見解に対する個人的意見は後日執筆します)、しみずライナー2号で行ってきました。
 今まで集中工事期間中に東京に出かける機会は何度もありましたが、恥ずかしながらこの時期には一切高速乗合バスに乗った事がありませんでした。今年は新東名の開業と言う事もあり、一体どんな感じになっているのかと言うものもございましたので。

 いつもの通り、高速バス永楽町からしみずライナー2号に乗車。今回は西久保2982号車と言う事で「またこいつか」と言う状況ではありました。今回は1A席を予約しておいて、前日の夕方に1B席が空席であることを確認していたのですが、当日来てみると1B席に予約が入っている状況。
 乗るなり「1A席ですね。後ろの方に空席があるのでご自由にお使い下さい。あ、今日は集中工事なので大丈夫ですか?」との運転士さんからの案内。1B席の人は既に1A席に座っているのでそのまま1B席に座るのもアレなので「仕方ないよね」と言うことで8CD席へ(´・ω・`)
 バスは普通通りに清水インターから東名高速道路に入りましたが・・・

 何事も無かったように現東名を普通に走って行きました。その後、とあるfollowerさんが渋新静岡52号に乗っていて、そちらは新東名経由であったと言う事が判明。自家用車の事があったのでしみずライナーに乗ったのですが、これだったら自宅最寄りの草薙一里山から乗った方が良かった・・・と今更ながら後悔していたのは言うまでもありません。
 何にしても由比を通ったのでうんたん♪しておきましたが(謎


 そして、何ごとも無かったかのように足柄SA到着。定刻より数分程度遅れただけであったのはかなり意外でした。実際に渋滞も全くありませんでしたし、渋滞がない以上は新東名経由の方が距離が微妙に長いので「新東名迂回運行」をする理由も無いと言うのが実際の所でしょうね。
 そうなってくると、今回のメインディッシュは御殿場〜大井松田間の「逆線走行」になります。
 御殿場〜大井松田間は上り車線と下り車線は完全に別経路となっており、更に下り車線は開業当初からのルートである「左ルート」と、開業当初の上り車線である「右ルート」と分かれているのですが、この「下り右ルート」を臨時に「上り車線」として運用するものです。今問題になっている「本線逆走」とは違うのでご心配なく。


 足柄SAを出発し、暫く行くと上下線が別れるのですが、その部分に上りから下り右ルートに入るための経路が整備されています。上り車線は工事用車両が入っています。以前はバス停を使用するために乗合バスだけは先導車の後について工事中の車線を走っているって言う事があったみたいなんですが。今回は上り線を通る東名高速線急行便は通過扱いだったみたいですが。


 普段は下りでしか見えないこの上り車線を見るのはまた新鮮なものです。普段ならばこの橋の上を走っていく所なので。・・・とは言うものの、実際に考えてみれば昔はこのルートが当たり前だったんですよね。自分もこの経路を走る国鉄東名ハイウェイバスに乗った記憶があるんですが。はい。


 やはりこの右ルート、普段の上りルートと比べるとカーブは非常に急になっています。確かに自分でもハンドル握っているとカーブは相当急なんですどねぇ。その後に新東名に入ると全く違う訳で。それこそ中国道のカーブのキツさと新東名のカーブの緩さの違いに「同じ高速道路なのか?」と思うところではあるんですよね。

谷峨の付近から都夫良野トンネル付近も全く違う雰囲気。ええ。確かにず〜っと昔に通った事はあるのですが、その時とは全く違っているのかもしれません。何とかこの日のこの便に乗れて良かったと思えるところです。


ですが、何よりも頭が下がるのはこのような工事で道路の安全を支えている方々であり、計画されている工事であるとは言え普段の経路とは違うルートで安全に高速乗合バスを運行されている各社の方だと思うのです。そんな事を考えながら、工事区間を抜け、東京インター付近での渋滞にかかりながら、結局東京駅到着は50分程度の遅れとなりました。

思ったより遅れなかった、と言うのが実際のところでしょうか。