静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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4/27 千葉都市モノレールの例のアレに乗ってきた。

 しみずライナーを用賀で降りた俺達は、遅れてきた田園都市線久喜行に用賀から乗り込んで、表参道で銀座線、赤坂見附で丸ノ内線に乗り換えて東京駅に辿り着いたんだ。だが、そこで時間はもう9時4分。6分で八重洲南口の高速バスターミナルに行けないのは分かっていたので、そのまま総武線快速電車に乗り込んだ。

 当然toicaSuicaグリーン券突っ込んで。

 ・・・と言うのも、千葉都市モノレールの例のアレ、この日は午前中だけの運行と言うのが分かったので「それならば千葉へ先に行くしかない」と言うことを決めていたワケですので。

 で、千葉駅着。

 取り敢えず千葉みなと駅までモノレールに乗る事に。なお、今日の記事は読む方を選ぶので、「何かアレな予感がする」と言う方は読まない事をおすすめします。
 待つこと約20分、お目当ての編成がやってきました。

 ( ゚д゚)ポカーン、いや、かなり本気じゃないですか。写真を撮ってるのは自分しか居ず「もう日常になってるんだ」と言う感じで乗り込んで千葉みなとまでわずか6分(でも、しっかり「ホリデーフリーきっぷ」を購入)。で、車内から普通のお客さんが降りてしまうと、やっぱり同じ目的で乗っていらっしゃった方が写真を撮っていましたので、自分もしっかり撮影。


■路線図 路線図にもしっかり入っております。・・・ん?駅員さんの制服ですかい。


■出入口ステッカー(1) まぁ、普通ですね(普通の意味で)。


■出入口ステッカー(2) 作業服姿。ちなみに駅のコンビニ(何故かNEWDAYSだったのですが)で売ってたクリアファイルのも作業服姿だったのですが(←買ったらしい)。


■携帯電話のお願い ・・・ここにも入っているよ!

 いや、これってここまでやるか!と思わされました。作品側の中の人も、モノレール側の中の人も「お互いにやれるならとことんまでやろう」って言う意気込みを感じたのは言うまでもありません。
 ですが、ここまでだったら別にBlogの記事には正直しないです。それ以上に自分が感心したのはこの部分だったりします。


■車内広告:沿線の店舗をキャラの目線で広告している。


■沿線案内マップ(フリー乗車券購入者向け)

この2つは「なるほど、やるなぁ」と思わざるを得ない所だったりします。

 千葉都市モノレールも民間企業ですので、恐らくは・・・と思う部分もあるのですが、それでも「これ目当てで来たお客さんを町の中にどうやって誘導するのか?」と言う事を考えての話ではないのかと思うのですよね。これに市や商工会議所が相乗りして市全体で・・・と言うのがある意味最強なのかもしれませんが、鷲宮や大洗とは違って政令指定都市って言う規模の大きさを考えると、この千葉都市モノレールの取り組み手法は一つの「地域資源の活用」と言うスタイルになるのかもしれません。
 
 「萌えおこし」とか最近では色々と言われていますし、食傷気味に感じる部分は正直あるところで。
 とは言うものの「地域資源」の一つとして考えることができるとは思いますし、せっかくならば使って行きたいと言うのは色んな場面で考えることができるのかもしれません。
 ですが、今まで成功している事例を見ると鷲宮しかり、大洗しかり、「規模的に小さい所」が多いのではないかと思うのです。そんな中で政令指定都市でもあり、かつ、県庁所在地である千葉市が、市全体としてではなくてもこんな感じで取り組んでいると言うのは、やはり今後が気になる所ではあります。

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 しかし、千葉都市モノレールの路線って貰った地図を見て「え?こんな感じだったの?」と言う事を初めて知りました。乗ると言ったら千葉みなと〜千葉間、それも幕張メッセに行ったついでにと言うだけですので。一度は全線乗ってみたいところです。