静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

四十にして惑わず。

 かれこれ40歳を既に迎えております。
 そんな中で年齢不相応な様々なことをしている日々ではありますが、先日東京に出かけた際の帰りにこんなことを考えておりました。

 今でこそ「静岡市内発着の高速バス路線」に関して追いかけている日々ではありますが、3年前に発刊した本では「運行を初めてほぼ10年間」の様子を雑駁ではあるもののまとめてみました。しかしながら、本来であればその前の話から入らないことには「今、そこに路線が存在している意味がわからないのでは?」と考えるところがあります。
 例えば、現在しずてつが運行をしている各高速路線(しみずライナー・駿府ライナー・横浜ライナー・京都大阪ライナー・静岡甲府線)に関しては、断絶が存在するものの前身である静岡鉄道が運行をしていた「特急静岡御前崎線」や「東名静岡浜松線」、そして「甲府線」などと言った長距離路線についても言及をする必要があると思うところですし、「東名静岡浜松線」に関しては、東名高速道路開通以前に走っていたと言う静鉄・大鉄・遠鉄三社の共同運行である「静岡浜松線」に関してもまとめる必要があると感じています。
 しかしながら、静岡鉄道の社史を静岡県立図書館で探してみたところ、それらしきものは簡単なグラフ誌程度しかないため、一体どこから手を付けようかと思うところもあります(遠州鉄道に関しては社史が同図書館に収蔵されており、静岡浜松線の概略に関しては遠鉄側からつかむことは多少なりとも可能です)。

 そんな中で、自分がここまでのバス好きになる前に乗った路線のことを可能な範囲でまとめるができないものかと考えるようになりました。静鉄バスで言えば「小鹿大谷線」(新静岡〜小鹿公民館〜静大前・大谷)や「池田線」(新静岡〜池田〜小鹿公民館〜新静岡)、富士急バスで言えば沼04系統(吉原中央駅〜旧道〜沼津駅)や富37系統(吉原中央駅〜富士駅〜清水駅)などがあります。
 その中で、既に「乗りバスのススメ」でその後の乗車記を発表した路線もありますが、そのような「乗りバス」という観点とは別に、現在残っている資料を元にして各路線に関して調査をし、そのことをまとめることも必要ではないのか、と考えるに至りました。

 正直、どこから手を付ければいいのかは分かりません。
 正直、数年で終わると言う話ではないとは思うのです。恐らく、現在進行形で追いかけている高速バス各路線の話と同時並行で、気が長い話になると思います。

 思い出したように「歴史」と言うタグがこのBlogの上に登場してくるのではないかと思いますが、「ああ、倉庫番がまた良からぬことを企んでいるなぁ」と思いながら眺めて頂ければと思います。

 ・・・あ、当然ですが今までのような記事内容も並行していきますので、その点だけはご了解頂ければ幸いです。