静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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動労千葉に見る「現場の意見」

 動労千葉、分からない人はググってみて下さい。
 まぁ、この平成の御代にもなって平気でストライキを打つと言う事をしているんですが、その主張は「自分達が現場で列車を運転してて、これは危ないって思う所がある。こんなんじゃお客さんに安全な輸送を提供する自信が無いから、直してくれないか?」って言うのがそのベースにあります。なるほど、確かにコストダウンを図る事によって収益を上げようとしている会社側とは対立の構造を生み出してしまうわけです。
 また、その訴える方法も「ストライキ」と言うアナクロな方法(ストライキは労働者の権利として認められてはいます)であるが故に「また動労千葉かよ」と言う事で呆れられ、「何でこんな時代にストを許すんだ」って言う事で鉄道会社が呆れられると言う構造を生み出してしまうワケで。まぁ、私もそう思う部分はあるんですが。
 ですが、このストを行う事によって一体誰が得をするんでしょうか?誰も得しちゃないと思います、と言うか絶対誰も得なんかしちゃねーよ、三方一両損だよ。