静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

やっぱ公正なアリーナじゃないか?

 って言うわけでオチはこうなってしまうんですがw。
 変な話ですが、左翼がある壁を突き抜ければ右翼になってしまうのと同じように、基本的には「会社のため、ひいてはお客さんのため」を思ってやった事が全く正反対な方向性を持ってしまっている、って言うのが動労千葉の件にせよ、JR西日本で問題となっている「日勤教育」にもあるんじゃないのかな?って素人ながら思っています。
 会社側も猛省しなくちゃならない部分もありますし、組合側も猛省しなくちゃならない部分もあります。また、会社側・組合側双方に認めるべき部分は絶対にあると思います。まずはその部分を真摯に考える必要があるのではないでしょうか。その上で、双方が満足とは行かないまでも、少なくともお客さんにとって「やっぱ○○はいいね」って言う感じで選好して貰えるようなサービスを提供できるものを創りあげる必要はあるのではと思います。正直難しい部分はあると思いますし、それこそ「不倶戴天の敵」って思っているフシもあるでしょうからね。
 けど、本当の「不倶戴天の敵」って別にあるのではないでしょうか。それが鉄道会社の場合であれば「事故」と言うものであり、「競合している会社」であると思うのです。
 そんな文脈で「日勤教育」ってもんを考えると、少なくとも逆効果であるのは間違いないと思うんです。事故を起こさないように、どのようなサービスを提供していくのかと言う事を考える時間、そして、「次からは失敗をしないようにするぞ」と言うモチベーションを上げるようなものであれば、「日勤教育」の効果も上がると思うのですが、現実的に報道の中で聞こえてくるものを見れば「どう考えたって、モチベーションを下げるだけじゃん」って思うんですけどねぇ・・・。
 経営者も労働者も、お互いに相互依存して会社ってもんは成り立っているっておいらは思うんですが。
 これって間違ってますかね?