静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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その12 留萌豊富線 豊富→羽幌

 取りあえず豊富まで来たら必ず食べておきたいものがある。それは


 


 川島旅館の「白いプリン」。今では何かネット通販で買えるみたいではあるのですが、やっぱり地元で食べるのが一番美味しい訳で。絶対と言って良いほど物産展には出てこない代物ですからねぇ。豊富特産の牛乳をたっぷり使ったその味はマジで最高。駅前の観光案内所でも売っていますので、お出かけになられた方は是非。
 そんな感じで少し休んでいる間に折り返しのバスがやってくる。





 思わず「ただいま〜」と言う感じで乗ってしまうのは一体どう言う事なんでしょうか(苦笑)。豊富駅前を10:35分、定刻に出発。ちなみにこの便は土休日運休なので乗車される際には注意が必要。帰りのバスの中でもドライバーさんと色々と地元の話をしながら向かっていくが、実は案外この豊富近辺でも意外と見るものが多いようで。正直滞在1時間30分程度じゃ全てを見るわけにも行かないと言うのが実際の所。これは機会を見つけて再訪するするしか無いですね、いやマジで。それこそ一番気になったのが「豊富町大規模草地育成牧場」。ホームページを見ると「何だ、朝霧高原じゃ(ry」と言うような感じであるが、ドライバーさん曰く「もう無茶苦茶広い」との事。そんな事を言われると行ってみたくなるのが正直な所で。いや、だって。





 牛がこんな感じでゆっくり草を噛んでいる様子を見て「あーあ、あの牛たち【ゆっくりして行ってね!】って言ってるんじゃね?」なんてバカな事を考えてしまった訳なんですから(苦笑)。対向車線には





稚内行の都市間連絡バスが走っていたりとか、目を横に向けると





 鮮やかに広がる菜の花畑。そして、羽幌線の遺構である





 金駒内陸橋を眺めたりとか、色々と車窓には風景が広がっていきます。ですが、一番お薦めなのは





 この真っ正面に海が見える坂道です。そして、道路の両側に広がる草地。本州ではなかなかお目にかかる事が出来ない風景は、帰りの車内でも楽しめる訳で。確かに自分でハンドルを握って走りたくもなるのですが、やはり自分で運転をするとなるとよそ見が出来ないのが辛いところ。こうやってバスの一番前の座席に陣取って、流れていく景色に身を任せるのが一番いいのかもしれないなぁ、なんて思って見たり。
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 そんな帰りの2時間30分もあっと言う間に過ぎ、バスは朝出発した羽幌町に戻ってきます。まだまだ旅は続きますが、羽幌で一旦このバスを降り、昼食タイムと言う事になりますが・・・。