静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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役に全然たたない「ワイドシート」車の見分け方(JR東海バス)

 本当にどうでもいい話ですが、渋谷・新宿ライナー静岡号のJR東海バス便が6/1のダイヤ改正で「全車ワイドシート」になります。で、その「ワイドシート」って言っても色々とあるワケで、少しまとめてみました。

 まず、JR東海バスで言う所の「ワイドシート車」とは「補助席が無い車両」の事を言い、JRバス関東のように「楽座シート」を使用している車の事を指しません。そのため、「ワイドシート車」と言っても椅子は「楽座シート」タイプと、一般の高速バスのようなタイプの椅子、両方存在します。また、定員は「36人乗りパウダールーム付き車両」以外は全て40人乗りの車両となっています。

(1)初代「ワイドシート」(05年導入車)

2005年に導入された初代「ワイドシート」車です。椅子は、それこそしずてつの高速車(除く598号車以降の車両)と全く同じタイプになっていますが、しずてつ高速車は38人乗りに対しJR東海バスは40人乗りとなっています。また、窓は開閉可能なタイプであり、かつ、グリーンガラスになっています。

(2)2代目「ワイドシート」(08年導入車)

2008年に導入された2代目「ワイドシート」車です。椅子はこの時からJRバス関東やしずてつ高速車でも採用された「楽座シート」が採用されていますが、椅子のすわり心地は気持ち柔らかめなものになっています。また、窓は固定化されており、ガラスはスモークガラスになっています。この車両からの特徴は各座席にコンセントが設置された所。移動中でも安心してiPhoneなどを使うことができるようになりました。

(3)2代目「ワイドシート」(09年導入車)

基本的には08年ワイドシート車と変わりませんし、見た所全く同じですが・・・同じです。違いは「ハイブリッド車」と言うことだけなのですが、乗っている以上は特に何も変わりはありません。ただ、バスここでの表示は「ハイブリッド車」と言うように表示されるところでしょうか。

(4)3代目「ワイドシート」(11年,12年導入車)

さて、一体どうなっていることやらよくわからないのですが、ネット上に転がっている写真を見ると「水色」と「ピンク」の座席になっているっぽいです。また、11年導入車はふそう車、12年導入車はふそう・日野両方あり、こまかい違いがあるのかもしれません。渋新静岡号には日野車が充当される可能性が高いので、早い所乗ってみたいのですが。この車両もコンセントついています。

と言う感じで、現段階で確認できているのは3世代分あると言うところ。
早く3代目のワイドシート車乗ってみたいところです。