静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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駿河湾フェリー減便


清水?土肥港間で駿河湾フェリーを運航する静岡市清水区エスパルスドリームフェリーは27日までに、4月1日から、年間を通じて2船で7便(往復)運航してきたフェリーのダイヤを改正し、繁忙期を除いた平日を1船、4便の運航に改めることを決めた。
 併せて、船内バーベキューなどが楽しめる「ベイプロムナード」による清水港内遊覧船事業は休止する。帆船「オーシャンプリンセス」、2船ある「水上バス」の運航事業に変更はない。
 港内遊覧の休止は需要低下による。体験学習などの港内見学については水上バスで対応する。フェリーは、夏休みと春、秋の行楽シーズンは2船とも満船が続くが、原油高やビジネス客などの伸び悩みがあり、平日の需要動向に合わせてダイヤを見直した。
 同社は「運航コストを下げ営業力を強化するため戦略的に経営判断をした。遊覧事業は抜本的に見直し、結婚式やパーティーなど船の新たな魅力を提案していきたい」と話した。
駿河湾フェリー減便 港内遊覧は休止
 それこそ今、JRバス関東と共同企画で乗車券を売り出している「駿河湾フェリー」ですが、やっぱり平日の需要って言うのを切り開けないって言う部分があるのかもしれません。
 実際、静岡中部から土肥まで行くのには駿河湾フェリーに乗っていくのが一番楽かつ速いのですし、勤務先でも「状況によっては」フェリーを使ってもいいことになっています。そりゃ、東名を走るより時間的なものを考えれば有効に活用できますから。しかし、やっぱり値段の高さがそのネックなんですよね。6月に西伊豆町へ出張で行った事があるのですが、その時はやはり往復とも陸を走っていきました。土肥はやはり三島や沼津方面への流れが大きくあるって言う事もあり、なかなかビジネス関係では中部の方へ目が向かないって言うのがあるのかと思います。
 とは言え、休日に関しては現行ダイヤを維持って言うように読めますので、やはり週末に利用が多いと言う「観光の足」的な役割があるのでしょう。しかしながら、清水側のエスパルスドリームプラザもショップコンセプトが「日常の買い物」って言う方向にシフトしているって言う事もあり、広域的なとらえ方で見た場合には核としての力が落ちてきているのかな・・・なんて思ったりもしてしまいます。