静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

【オメデトウ】特急はぼろ号(高速経由便)札幌駅前BT案内放送【沿岸バス】

 


■沿岸バスの「特急はぼろ号(高速経由便)」では、札幌駅前バスターミナル到着前の案内放送でトラボルタPの「オメデトウ」インスト版が使われています。
■その放送の音源を友人から、「日本海ふさふさ街道」の風景写真と公開許諾を沿岸バス(株)ご担当者様から頂く事ができました。
■なお、本動画に関する沿岸バス株式会社様へのお問い合わせは業務に支障を来しますので、固くお断りいたします。
■トラボルタP様の原曲「オメデトウ」:sm5665627
■沿岸バス(株)様webページ:http://www.engan-bus.co.jp/
■うp主のマイリスト:mylist/12392899
:
特急はぼろ号(高速経由)の案内放送(札幌駅前BT到着時)/使用曲「オメデトウ
沿岸バス株式会社掲載許可済


 表で色々とやりながら、寝る間も惜しんでこの1週間の間でこんなものを作っておりました。
 自分が北海道に行っていた翌週に北海道に出かけた友人からこの音源を貰たんです。で、その音源を貰ってしまった以上は「作るしかないだろ」と言う事でiPhotoに火を噴かせ、iMovieで動画作成をしていました。その最初のバージョンが出来上がった後、沿岸バス(株)のご担当者様に「音源が手に入ったのでこんな動画を作ってみました」と見て頂いたところ、「折角だから画像データを提供するので使って下さい」と言う非常に有り難いお言葉と、「ネット上で公開して構いませんよ」と言う公開許諾を頂戴する事が出来ました。
 それならば・・・と言う事で、北海道在住の友人や、音源を貰った友人に「使えそうな画像データあったら使わせて」とお願いをしてみた所、快く提供を頂く事ができましたので、「オメデトウ」に関しても今回公開させて頂く事が可能になりました。
 沿岸バス(株)ご担当者様、音源・画像を提供頂いた友人にはBlog上ではありますが厚く御礼を申し上げます。


 以下は、今回2本の動画を作成するに当たって考えていた事です。
 ハッキリ言ってチラシの裏なので、読み飛ばして頂いても構いませんw。


***
ニコ動に「何で【ココロ】を選んだんだろうねぇ?」的なコメントがあったので、少し自分なりに考えてみました。

今 気付き始めた 生まれた理由を
きっと独りは寂しい
そう、あの日、あの時
全ての記憶に宿る「ココロ」が溢れ出す
 
 「ココロ」の歌詞を引用してみました。この曲の物語は、それこそこのPVを見て頂ければ分かると思うのですが(要ニコ動アカウント)、「誰かの想いを知る事によって生まれた色々な感情」って言う言葉に収斂されるのかな、と思います。当たり前のようにあるものであっても、そこには色んな人たちの「想い」がぎっしり詰まっているんだよ、って事を言いたいのでは、と思う訳で。
 で、この「増毛経由便」と言うのに繋がってきます。この増毛経由便が走っている国道231号線。今でこそ石狩市増毛町の境にある「雄冬岬」の付け根をトンネルでぶち抜いて走っていますが、この区間の開業は1981年。この道路が開通するまで雄冬集落からの足は船しかありませんでした。建設予定になってから20年と言う長い間、そこに住んでいた人たちの「一日でも早く道路が開通して欲しい」と言う想い、そして、その工事現場で道路を作っていた作業員さんの「一日でも早く開業させたい」と言う想いがあったのではないでしょうか。色んな人たちの色んな「ココロ」が詰まっている「国道231号線」を走っている事を大事にしたいし、その事実を忘れてはならない、と言う「想い」が「ココロ」と言う曲を選んだのかな、と言うように個人的には思っています。



僕らそれぞれ異なる暮らしの中
だけど一つだけ変わらない
同じ時の中 生きてる事
 そして、こちらは「オメデトウ」の歌詞の一節を引用してみました。この「オメデトウ」と言う曲のイメージを上手く表現しているPVがこちらにあるので(要ニコ動アカウント)、ご参考として見て頂ければと思います。
 バス会社にとって「毎日決まった時間に決まったバスを運行する」と言うのは当たり前の事です。ですが、個人的には「一日たりとて同じ日はない」って言うように思うんですよね。自分みたいにしょっちゅう高速バスに乗って「乗ったら寝る!」って言う人も居る一方で、「新宿着いたら原宿に買い物行くんだ」って言う学生さんも乗り合わせてるかもしれないですし、仕事で乗っている人も居るかもしれません。いや、それどころか本当は「オメデトウ」なんて事を心から言う事が出来ないような用件で乗っている人も居るのかもしれません。それはどの路線でもそうですし、どの会社にしても全く一緒だと思うのです。そんな「色んな人」の「色んな目的」のために、毎日毎日決まった区間を決まった時刻で走っている、それが仕事だと思うのです。
 ですが、そんなお客さん同士であっても「同じバスに乗って同じ時間を過ごしている」って言う事は否定できない事実な訳で、その「乗り合わせた事」や「皆さんが乗ってない時でも、毎日走っていますので是非使ってやって下さい」と言うようなメッセージ的なものがそこにあるのかなぁ、と思う訳で。そんな「バス会社からお客さんへのメッセージ」的なものを非常に感じるんです。だからこそ、「オメデトウ」と言う曲を採用したのかな、と思う訳で。


 このあたり、完全に個人的な推測って言うかどう見ても憶測ですがw、この2曲を選んだ背景にはそんなのがあるのではないのかなぁ、と考えると非常に納得が行くものがあります。個人的にはあの曲とかこの曲とかを使ってみても面白いんじゃね?なんて言う曲はあるのですが・・・まぁ、それはそれと言う事で。
***
 改めて、公開許可を頂いた沿岸バス(株)のご担当者様には心から感謝を申し上げると共に、この動画を見られた皆様が「日本海ふさふさ街道」へ、沿岸バスの「特急はぼろ号」と「萌えっ子フリーきっぷ」で一人でも多くお出かけになる事を心から願っております。
 そして、この素晴らしい楽曲を書かれたトラボルタPにも、心からの感謝を。