静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

用賀PA高速バス実証実験

 5/21から始まった「用賀PAでの東急田園都市線への乗り継ぎ実証実験」。5/22は見事にスカを食いましたが、その後皆様から頂いた情報を元に、再度トライしてきました。
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 今日乗車したのは「しみずライナー10号」(清水駅前16:10発)、JRバス関東の担当便。

 足柄サービスエリアまではほぼ所定時刻で運行。その後、中井PA付近〜大和TN付近のお約束の渋滞にかかってしまい、東名江田は大体30から40分程度の遅れで通過しました。この段階では首都高は渋滞が無い状況です(所要時間表示板が緑色の文字になっている)。
 車内には「実証実験実施中」の告知チラシが配布されているものの、清水駅前・足柄SA・東名江田出発の段階では実験を実施中であるアナウンスは一切ありません。今日もこりゃ空振りかと思っていた所、東京料金所を通過してから多摩川を渡ったあたりで「用賀PAでお降りの方は」と言うアナウンスが入り、そそくさと荷物をまとめます。用賀料金所は先日アップした動画の通り、一番左側の車線に入ってからPAに入ります。
 降車時にドライバーさんから「渋谷方面へ行かれますか?」と言われたので、その旨を伝えると以下のような乗車券、いや、正確に言えば「乗車券引換券」を発券して貰いました。

 この券面を見ると乗車路線(しみずライナーの場合は「清水〜東京ルート」になります)と引換券作成会社・発行会社が出ていると言うもの。はてさて、一体何種類ある事やら気になる所です。
 そして、バスを降車して荷物をトランクから取り出した上で早速撮影。

 少し前では想像できなかった光景です。この用賀PAでバスを降りられるのですから。そして、バスは東京駅へと向かって出発していきます。

 早速バス停を見てみましょう。

 形を見ると、恐らくJRバス関東のバス停をベースになっているのかとは思いますが、そこに書かれている運行会社名を見ると・・・

 はい、全ての運行会社が出ています。JRバス関東京王バス東、小田急箱根高速バス富士急行と言った幹事会社はもちろんのこと、共同運行先であるJRバステック、JR東海バスしずてつジャストライン富士急静岡バス富士急シティバス、そして中伊豆東海バス沼津登山東海バス。静岡県内から東京駅・新宿駅に向かう高速バス各路線が実証実験に参加している事が分かります。
 この用賀PAからは首都高会社の建物の中を通って外部に出る事になります。入口は

 この建物。4階建ての建物の中を階段で下りていく事になります。流石に建物内の撮影はできませんでしたが。大荷物を3個も持って階段を下りていくのは正直辛かったです。なお、当然ではありますが上の写真のドアが締まると逆流は一切できません。1階に辿り着くとドアは押しボタンを押して鍵を開くようになっています。

 このような通路を通って行けば外に出る事ができます。外に出ると

 少し暗いですが、このような案内地図が出ており、用賀駅まで迷わず行く事が出来るようになっています。取りあえず、こんな感じの構造になっていました。