静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

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「さ」?「ざ?」

 昨日は都心部だけではなくて郊外にも出かけてました。

 お分かりの方は一発でおわかりになるとは思うのですが、京成本線にある「大佐倉駅」に行ってきました。何をしに行ったのか?と言うことは何もありません。ただ「大佐倉駅に行く」と言うことそのものが目的です。と言うのもtwitterのTLで妙に大佐倉が話題になっていたと言うのもありますし、極めつけはこんなwebページを見てしまったからなんです。

■概要
自然に囲まれた大佐倉駅は、ゆったりとした時間の流れが感じられます。
■市民の声
・秘境。ゆっくり過ごしたいときに行きたくなる。
京成大佐倉駅−都市施設景観−市民が選んだ佐倉の景観−佐倉市佐倉市(5/6確認)

工工工工工工工エエェェ(´д`)ェェエエ工 工工工工工工

 市役所のwebページでその記載はないでしょ、いやマジでw。
 こうなると気になってくるのが悲しい性。「そんなの成田空港に行く時に見ればいいじゃん」って言う感じになりそうなんですが、恐らく静岡から行くのだったらしずてつの「静岡成田空港線」を使う事になりそうでしょうし、仮に特急使うのにしても京成本線経由のではなく、成田スカイアクセス線経由のアクセス特急を使う事にるのは目に見えているので行ったと言うのが実際の所。

 走っている電車は普通の京成電車です。都営浅草線や京急羽田空港に行く時に乗れるのですが(と言うか普段は京成に縁のない人間なので)こんな光景で見るのは新鮮と言えば新鮮だったりします。ですが、この「秘境」って言うのはまんざら嘘じゃなく、近くに道路が全く無いために車の音もせず、鳥の鳴き声と林を抜ける風の音が非常に印象的な場所でした・・・って、何だそれ、よく考えればおいらの自宅と似たような環境じゃないですか(これはマジ)。

 とは言え、やっぱり普通通りの生活がそこにはありますし、駅にも自動改札機が入ってますし、券売機も新しいものが入っていました。当たり前と言えば当たり前ですが。色々とネットで調べてみると1日の乗降客数は1000人も行かないみたいです。しかし、何故ここに駅があるのか?と言うのは正直不思議と言えば不思議な所なんですよね。

 京成電鉄と言えば色々なネタ分があるとは言え、おいら当たりにしてみれば「東京と成田空港を結ぶ幹線鉄道」と言う印象が正直強くあります(特に今は昼間の「成田エクスプレス」が運休になっているので余計にそう感じるのかもしれませんが)。そんな「世界へ繋がる鉄道」の途中にこんな所がある、と言うギャップが色々な面で「愛されている」と言うか「話題になる」要因なのかもしれません。

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帰りはそのまま帰るのもつまんないので、成田空港まで出てからアクセス特急印旛沼のほとりを駆け抜けて行きます。紅い電車の蒼い電車が来ていたのでかぶりつきシートを確保して浅草までとか。そう言えば「成田スカイアクセス線」ってまともに飛行機乗るために使った事はまだ無かったりするんですが。

世の中なんて案外そんなもんでしょう。ええ、きっと。